2014年10月29日 水曜日

分解!

今回も分解ネタでございます。

分解されるのは、



2007年に中古で購入した、EOS Kiss Digital X(以下KDX)です。

60Dを1年ほど前に購入した後、サブ機として時折使っていましたが、
シャッターボタンが切りづらい、という現象が出始めました。
押し込む位置の微妙なずれで切れたり切れなかったりするのです。
どうやら、シャッターボタンに不具合が出ているようです。

カメラは、私の中では道具です。
道具であるならば、使い勝手というのは非常に重要です。
ですので、さくさくシャッターが切れないカメラは、道具と捉えるならば致命的です。

こうなれば、選択肢は4つです。
1.そのまま我慢して使う。
2.サービスセンターに持ち込み、修理してもらう(1万円ちょっと?)
3.ヤフオクで売る。
4.分解して直す。

1番は、 無いとして、
2番は、7年前の機種に1万円かけるのはどうよ?といったところ。
3番は、二束三文なので却下。
という訳で、4番。

インターネットで調べると、この問題の解決策が載っていました。
シャッターボタンを掃除すればなんとかなるようです。



ネジはなくさないように、展開図を描いて、その上においていきます。



パネルを外すと、



悪夢のフレキシブルケーブルがあります。
全開の失敗があるので、丁寧に扱います。



ネジを外したら、三脚台の穴をまたぐようにフロントのパネルを外します。



シャッターボタンにたどり着くのに、っこまでしないといけません。
フレキシブルケーブルがいっぱい!



正面に見える四角の部品がシャッターボタンの感知部です。
これを精密ドライバーのマイナスを使い、爪を外すと、



ぽろっと、丸っこい板バネが出てきます。
これをエタノールでふき取ることで直る・・・らしいですが、無いので綿棒で拭きます。

きれいになった(ような気になった)ら、慎重に組みなおして、完成です。




どきどきしながら、一通り操作をしてみましたが、問題はなさそうです。
シャッターボタンも快調です。
どうやら、今回は成功したといえそうです!
原因が不明瞭なので、再発しなおことを願います。(何度もばらしたくない)

ともかく、せっかく直したのでKDXにはもうしばらく活躍してもらう予定です。

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