2009年12月12日 土曜日

第二次遠征計画

来年の3月半ばまでに、再び木崎湖へ足を運ぶ計画をしています。
私としては、雪が積もっている木崎湖を見たいので、私のスケジュールから考えても、時期としては2月下旬がいいかな、
と思っています。

ただ、問題は足です。
この前は、ひげ猟師氏のデミオ「ひげっくす号」(勝手に命名)で木崎湖に向かったわけですが、
今回は、季節が冬。
標高、場所、時期から考えても、路面凍結や積雪などが考えれれます。
当然、北国出身の身としてはその恐ろしさは理解しているつもりです。

車で行くとすれば、チェーンは必須。
移動速度を考えれば、ゴム製のチェーンがいいと思われます。
次に、ルート。
前回は日本海側を走っていきましたが、今回も同じ時間に同じルートを選ぶとするならば、夜の磐越自動車道がかなり怖いです。
そして、糸魚川ICから木崎湖へと向かう国道148号がどうなっているか不安です。
交通量から考えて、滑り止めや塩化カルシウムが撒かれているとは思いますが、下調べが必要ですね。

電車で行くのも手といえば手ですが、木崎湖は、関東方面からの便が悪く、北からアプローチするならばなおさら悪いです。
ひげ猟師氏の休暇を考えると、やはり車がベストなのかと思えます。


車でいく事になれば、万全に万全を期し、安全運転で無理の無いようなスケジュールを組みたいと思います。

NEW SYSTEM

Googleのページ内検索システムというのを導入してみました。
これで、あの記事って何年の何月だっけ?
というのが分かるようになります。(主に私が)

とはいえ、Googleのロボットがこのホームページ内をくまなく記録してくれないと出てこないので、
機能するか、怪しいといえば怪しいですが。

Google



使用したコードは、いろいろといじって、以下の通りとなりました。

--
<!-- SiteSearch Google -->
<form method=get action="http://www.google.co.jp/search">
<a href="http://www.google.co.jp/">
<img src="http://www.google.com/logos/Logo_40wht.gif"
border="0" alt="Google" align="absmiddle"></a>
<input type=text name=q size=31 maxlength=255 value="">
<input type=hidden name=ie value=Shift_JIS>
<input type=hidden name=oe value=Shift_JIS>
<input type=hidden name=sitesearch value="wind.at-ninja.jp"> <!--valueが、検索対象のサイト-->
<input type=hidden name=hl value="ja">
<input type=submit name=btnG value="サイト内検索"> <!--value値がプッシュボタンの文字-->
</form>
<!-- SiteSearch Google -->
--


問題は、CSSの見出し内に突っ込むと、ホームページビルダーでエラーが出るところですね。

事業仕分け

先日、事業仕分けって何?という新聞の記事を見て
「あー、これは予算が通るわけ無いな」と思いました。
というのも、次のような手順を取るからです。

START

必要性は?
(必要)   (不要)→廃止


国と地方どちらでやる?
(国でやるべき)(地方でやるべき)→地方へ移管


緊急性はある?
(ある)    (ない)→来年度予算見送り


内容・組織・制度に改革の余地はある?
(ない)    (ある)→改善


予算はこれほど必要?
(必要)   (不要)→予算の縮減


予算通り認める


研究開発関係は、主に「緊急性はある?」で引っかかるのだろうと思います。
緊急性が無くとも、やめられない研究もあると思いますし。

JAXA予算

JAXAも事業仕分けの影響を受け、
GXロケット:廃止
LNGエンジン:予算凍結
HTV関連:10%カット
平成24年度以降の衛星:10%カット
との結果になりました。
GXロケットについては、仕分け時の税金投入額が間違っていた事から、再審理がうんぬん、と言われていますが、果たしてどうなる事やら。


GXロケットは、第二段にLNGエンジン搭載し、打ち上げられる予定でした。
LNGエンジンのための、GXロケットといっても過言ではないでしょう。
LNG推進系の話は、去年に日記に書きましたが、
メリットとして、
沸点が液体水素に比べ高いため、ボイルオフ(蒸発)や保温の面から有利。
密度が大きく体積が小さいため、タンクを小さく出来る。
上記の利点から、宇宙空間で取り扱いがしやすい。
宇宙空間でよく用いられる、ヒドラジン推進系と比べ毒性が無い。
価格が安い。
といった点があるので、
月へ送る探査機や、有人月往還船などに用いられる可能性がありました。

が、それへの一歩となる、芽を毟り取ってしまうとは。


(c)JAXA  GXロケットCG。LNGエンジンは2段目に搭載予定だった。


HTVも1割の予算カットとなりました。
まだ、改良の余地もあるHTV関連で1割減とは。
あれほど、ヨーロッパやアメリカ、ロシアなどから評価され、
ましてや、スペースシャトルが引退してから、しばらくの間はHTVでしかISSへ運べないものがあるのにもかかわらず、
予算削減。
一体、どれだけ国際的に孤立すれば気が済むのでしょうかね。


平成24年度以降の衛星も1割の予算カットです。
私が、月初めに書いた、QZSSもどうなるか分かりません。
予算が延び延びになれば、情報収集衛星のように、全機体制になるまえに、1機が故障。
という事態にもなりかねません。
他の、月探査衛星や、地球観測衛星も、予算カットの影響でどうなるかが分からなくなってきました。



宇宙開発も、技術研究も、私たちの日常生活にはほとんど関係ありません。
だからといって、今、開発をやめてしまえば、今までの成果が無に帰るのは言うまでも無く、
スパコンで後手に回り、
ロケットは自前のものを持たず、
有人宇宙船も打ち上げられない。
高度な物質調査は海外に任せるしかない、
技術立国とはいえない、日本が存在する事になるでしょう。

自分は工業を学んできた者として、それだけは許せません。



日本は何で外貨を得ているのか。
それは、工業製品の輸出が大部分を占めます。
それではなぜ、工業製品の輸出で外貨を稼げるのか。
それは、日本の工業製品の精度、信頼性、先進性、付加価値、"MADE IN JAPAN"というブランドがあるからです。
それらは、絶えず、日本が技術開発、研究を行ってきたから得られたものです。
では、それらが無くなればどうなるでしょうか。
物価が高く、価格が高いだけの日本製品は、中国やインドを代表する国に取って代わられ、
外貨を稼げなくなります。
円の価値が安くなり、物価も下がるでしょう。
税収ががくんと減り、国連に収めているお金も、割合がどんどん低下し、発言力がなくなります。
当然、常任理事国などとは言っていられません。
ODA(政府開発援助)の額も削減され、ますます国際的に力をなくします。
そうなれば、資源が無い日本に生き残る道は見えてこないでしょう。

政治の一大転機の今だからこそ、普段考えもしない政治や経済の事を考えるいい機会なのかもしれません。
私は一言、
日本は何で外貨を得ているのか
と言いたいです。

2009年12月8日 水曜日

民主党

自民党が衆議院選で大敗北し、政権が民主党になって、3ヶ月が過ぎました。
いろいろな改革を提示し、実行しているように見えますが、どうにも解せません。

私が気に入らないのは、いくつかありますが、まずはCO2排出量問題。
高速道路の無料化を歌っていながらの、1990年比25%削減。
まったく意味が分かりません。
ハイブリットカーや、EV、燃料電池車、その他の代替エネルギーによる効果を見込んでいるのでしょうが、
無謀なのもいいところです。
完全に、票を取るための画策としか思えません。

そして次に、事業仕分け。
たった1時間程度の内容で、仕分け人がばっさりとカット。
そんなので、内容の全貌を理解し、判断するなんぞ、笑止千万です。
特に、研究開発関係の予算がかなり削減を受けていますが、
研究開発なんて、効果が見えにくいもの。
そして、一度研究を止めてしまえば、あっという間に他国に追い抜かれてしまいます。
これは、第二次大戦後のGHQによる航空禁止がいい例でしょう。
未だに日本は、日の丸飛行機をなかなか飛ばせずにいます。
それを理解せずに削減する、という行為は、技術で国を支えてきた日本を滅ぼしてしまう事だと思います。


他にも、高校の授業料無償化とか、モノ申したい事がいくつかありますが、
兎にも角にも、民主党はもう少し冷静に物事を判断した方がいいと思います。

2009年12月6日 日曜日

last stop.

気がつけばー
吐息が染まる
きせつかなー


気がつけば、12月。
もうそろそろ、1年が終わろうとしています。
何かやり残した事があるような気がしてなりません。

常識を超えたNHK

先月の23日。
日が沈みそうな頃にウーロン茶を飲みつつ、ゆっくりしていると、ST氏が一言、

水樹奈々が紅白出るんだって

「え?」

あまりの驚きにというか、話を出したST氏の脈略のなさに、
驚きを通り越して、 一瞬、ミズキナナって誰だっけ?
と思ってしまいました。


冷静さを取り戻した後、Googleにて調べてみると、確かに
「水樹奈々 紅白出場!」
とかなんとか出ています。

ひゃっほう!!なーなち(以下略)


数年前、奈々ちゃんの曲がFMラジオで放送されたら感動ものだな!
と思っていましたが、
それをはるかに凌駕する事態!
今年の私は間違いなく、TVにいろんな意味で貼りついている事でしょう。
はたして、どんな曲を歌ってくれるのか、楽しみであります。


それにしても、えらい事態になったと思います。
水樹奈々ファンが全員テレビにかじりついたら、水樹奈々の登場シーンが瞬間最高視聴率を記録する可能性だってあるでしょう。(プログラムによりけりでしょうが)
NHKホールの席がヤロウ共に埋め尽くされる事だって考えられます。
まあ、埋め尽くされる事は無いでしょうが、姫君が歌っている最中に、一部の席が異様な盛り上がりを見せるのは間違い無さそうです。

JAXA

秋口にHTVを搭載した、H-IIBがJAXAの種子島宇宙センターから打ち上げられ、無事にミッションを完了しました。
HTVについては、随分と前から、早く打ちあがらないかな!と待ちに待っていたので、
早々と日記に書いてやろうと思っていたのですが、タイミングを逃してしまいました。

で、そうこうしているうちに、
H-IIA 16号機(F16)が情報収集衛星 光学3号機を搭載して、打ちあがってしまいました。
ニュースも見損ねてしまい、ガッカリもいいところです。
F16は衛星を1機しか搭載していません。
これは、H-IIA F6の事故で、搭載していた2機の情報収集衛星が喪失してしまったため、
2機同時打ち上げはリスクがある、との事から単機打ち上げとなっています。

とはいえ、F7打ち上げ以降F15までまったく問題なく打ち上げを済ませていますから、
そろそろ2機同時打ち上げを再開してもいいと思います。



さて、予定では来年度、F17で、準天頂衛星(QZSS)初号機が打ち上げられる予定です。
QZSSはGPS衛星と同じ信号を送出し、3機で運用することにより、常に日本天頂付近に1機の衛星が位置します。
これにより、GPS信号の受信が困難な地形でも、測位が可能となったり、
既に測位が可能な場所であっても、更なる測位精度向上を狙える訳です。

民生品のGPS受信機でも、対応機種であればその恩恵を受けられるはずなので、一体どれほどの測位精度向上が見られるか
楽しみであります。


(c)JAXA QZSSのCG

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