「夏の木崎湖」 放浪記その3 (2009年8月14日〜17日)

3 項 / 4 項

3日目 木崎湖サイクリング

木崎湖にいられるのも、今日で最後です。

朝、目を覚ますと、昨日の天気が嘘のよう晴れていました。


昨日、
私「明日、晴れるかなぁ」
ひげ漁師氏「晴れるよ!絶対!俺らには女神さまがついてるから!」
と、自身気に語っていた、ひげ漁師氏の予感があたった事になります。
どうやら、ひげ漁師氏はある種の「強運」を持っているようです。
ひげ漁師氏・・・なんて恐ろしい子・・・!
ともかく、昨日、ローソンで購入したご飯を食べて、チェックアウトします。


旅館の顔洗い場で、歯を磨くひげ漁師氏。

8:50 チェックアウト。
予定では、自転車で木崎湖を1周する予定です。
当然自転車を借りねばいけないのですが、それには当然駐車場も見つけねばなりません。

ひとまず、信濃大町駅前で、長い間自転車を借りられるとの事なので、車でそこを目指します。
地図上で見る分には、そんなに距離があるように思えなかったのですが、実際車を走らせて見ると、
予想外の距離で、おもわず、
私「遠いな!」
と騒いでしまいました。

9:12
駅前の時限駐車場に車を止めて、周りを見渡すものの、近くにレンタサイクルらしき看板はなしです。
が、目の前に「大町市観光案内所」があったので、これこれこうで、と相談しました。
すると、親切に、駐車場も、自転車についてもいい情報をもらう事ができました。

早速、教えていただいた駐車場に車を止めて、自転車を借ります。

買い物に立ち寄ったセブンイレブンと、借りた自転車(ナンバープレート付)。みどりの自転車というのだそうです。
ちなみに、ひげ漁師氏は荷物がほとんど無いのですが、
私は、カメラバック+手持ちバック+一脚と大荷物で、荷物を片方持ってもらったひげ漁師氏から再び、
「多いよ!そして、重いよ!」
とクレームを受けてしまいました。


木崎湖へと向かって移動中。
ここらへんで気がついたのですが、借りた自転車、どうも空気不足。
ひげ漁師氏「ぶにょぶにょだし!」
200kPaはありそうですが、適正圧が400kPa〜450kPaという事を考えると、少なめです。
私「空気入れ、星湖亭で借りられるんじゃない?」

10:16 木崎湖へと到着!

はじめに東に行くか、西に行くか迷いましたが、星湖亭で空気入れについて聞く関係で、
西から周りのルートに。


おねてぃに出てくる、ブランコと滑り台、そして巡礼者が必ず訪れるという星湖亭。
昨日は、ものすごく賑やかだったのですが、今日は静かなものです。


これもOPやらにでてくるベンチ。

一通り、写真を撮ったりしながら、星湖亭に入ります。
昨日もちょろっと入ったのですが、釣具やお土産などが置いてありました。
ショーケースに、おねてぃ関係のフィギュアとか置いてあったので、さすが!とちょっと感動。
女将さんと、店員の女性の方と、何処から来たのかとか、昨日の花火のこととか、
今年は痛車が少ないのよー、とかいろいろ聞いたり話したりしました。

席に座ると、そこには井上喜久子さんの写真とか、みずほ先生のイラストとか、
スタッフ、キャストさんがこの星湖亭に来たときの写真がいっぱいありました。
たまたま座った席だけに再び感動!!
確か、おねてぃのファンブック「リエータ」にその時の事が詳しく載っていたはずです。
関東に戻ったら、再び読み直してみねば。

で、さっそく名物「まりえカレー」を二人で注文。

卵がのっているだけ、といえばそのとおりですが、思いの外おいしいです。
平らげてからは、まったりしながら時間をすごし、ひげ漁師氏と巡礼者用ノートに記帳しました。
アホウな私が「ぬ」と「ね」を間違ったのは、ここだけの秘密であります。

星湖亭を後にする直前、女将さんに空気入れを貸してもらえないか、と聞いたところ
快く貸していただきました。
というか、コンプレッサーであっという間に入れていただきました。
なんていい人、場所なんだろう、と再び感動。
女将さんが言ってくれた「またいらしてくださいね」が今でも心に残っています。
もちろんまた来ますとも!!


二人で再び自転車にのり湖西側を北上します。

ここも劇中に出てきました。斜めになった木もそのままです。

ちなみにここあたりで痛車に遭遇しました。
ダッシュボード上にポッキーが置いてあったので、一瞬で
巡礼者!!
と分ってしまいました。
もちろん、私たちの車のダッシュボードにもポッキーは置いたままですが。


上の写真の木が斜めになっているところあたりから。
苺桟橋とみずほ桟橋です。
本当なら、桟橋も近くから撮りたかったのですが、シーズン中で桟橋があるキャンプ場に入るにも入場料が必要、
というのと、入っても写真撮り辛い!という事もあり、今回はパスしました。

上の写真を撮った後、斜めになった木の下で写真を撮っていたのですが、
南側から黒い帽子をかぶった、線の細そうな女性がやってきて、湖の畔に腰を下ろしました。
私「はっ!?」
ひげ漁師氏「行け!後ろから抱きしめるんだ!!」
私「俺に犯罪者になれと!?」
ひげ漁師氏「わからんぞ!それを待っているかもしれないし!」
いや、ないだろう。それは

当たり前ですが、失礼な事はしませんでしたよ。多分。
その後姿があまりにも可憐だったので、風景写真のアクセントとして数枚ほど写真を撮ってしまいましたけど。


水上スキーをはじめ、水上レジャーがかなり盛んなようでした。

再び移動すると、昨日「これだこれだ!」と連呼していたポイントに到達。
そのまんますぎてびっくりです。

劇中でも度々登場。
ここでは私以上にひげ漁師氏が熱心に写真を撮っていました。

さらに北上し、次のポイントを目指します。

小川に橋がかかっている場所です。ここも劇中に登場。
今の季節は、茂みの関係で劇中のアングルは無理でした。


北上中です。
この直前、私は視界に変なものを捕らえてしまいました。
画面奥道路を通り過ぎる変なものを。
「え!?猿?
今まで、動物園以外で猿なんて見た事はありませんでしたが、あの歩き方は明らかに霊長類。
私「猿!猿いた!」
ひげ漁師氏「嘘だろ?見間違いじゃない?」
確かにネコとかの類ではなかったんだけどなぁ、と思いつつ写真を撮っていると、
少々後に、先行してたひげ漁師氏も猿を発見。
ひげ漁師氏「猿いた!」



おねてぃのミュージックコレクションDVDに出てくる場所です。


上の写真の画面中央あたりからです。


これまたミュージックコレクションに出てきます。


上の写真の画面右側の国道脇から。
この時点で、湖の東側に出てきました。
これから南下を始めます。


再び海ノ口駅へ。
ものすごいいい天気だったので、いかにも青春の一コマに出てきそうな感じをかもし出していました。
夜とは違う1面が見れます。


ホームに出て、南方向です。
駅舎内のノートを再び見ると、昨日私たちが帰った後にも何人か来ていたようでした。
時刻は22時半以降ということになりますが、熱心な信者もいるものです。(人のことは言えない)
再び、二人でぎゃいぎゃい騒ぎます。


広角で引き気味に。景色は最高にいいです。


被写体を引き寄せて。もうちょと寄ってもよかったかもしれません。
OPで見られるシーンとは逆方向ですが、それはあえてであります。

次は更に南下します。


劇中に登場した踏み切り。ここもそのままといった感じです。


縁川商店のモデルになったYショップ。
前を通ったら痛車が止まっていました。どうやら、私たちと同じ巡礼者のようです。
小石うどんでも食べていたのでしょうか。


おねてぃ8話で、桂がみずほ先生のところに走るシーンで出てきました。
劇中では舗装されている気がしましたが、ほとんど同じですね。
稲尾駅のすぐそばです。

この直後、
「すいません、写真とってもらえますか?」
と自転車ツーリングをしている方に声をかけられました。
もちろん、承りましたが、その彼が去った後、
ひげ漁師氏「俺らと違って、まともだうんぬんかんぬん」
とのお言葉。
それは言わない約束なのです。


昼の稲尾駅。
駅舎も小さいですし、こじんまり、といった感じが似合います。


稲尾駅の北から、北方面を。
ちなみに、画面左の田んぼには、カモがいっぱいいました。
ひげ漁師氏「害虫駆除にだっけ?」


湖東側を南方面を向いて撮影です。
水面下にはわかさぎがちらほらと見えます。
ここから更に南下です。
ここまでくれば、木崎湖1周サイクリングも終わりに近づいています。


ゆ〜ぷる木崎湖です。(木崎湖の木が吹っ飛んでいます)
ここはおね2で登場ですね。
ここで、木崎湖周回はおしまいです。
本当は、もう1周したい気分だったのですが、ひげ漁師氏がいい顔をしてくれなかったのと、
あまりに遅くここを立つと、明日が大変なため、残念ではありましたが木崎湖を後にしました。


自転車を返しに行く途中で、大町市街の東側から、北方面を。


ここが自転車を借りた横川商店です。
自転車を返しに行くと、なんと、気さくな店長さんがきゅうりとトマトを振舞ってくれました。
なんでも、自家製だそうで。
曰く「ミニトマトは誰が作っても美味しいからねぇ」だそうですが、
それを抜きにしたとしても、美味しいと思いました。
この店では、二人でいくつかお土産を購入しました。


車を回収た後は、信濃大町駅前のお土産屋さんに立ち寄ります。
私は「雷鳥のふんわりカスタード」「信州そば」を買ったのですが、
会計の際、「内緒だぞ!」と、いくつかおまけをしてもらいました。
この街に来てから、気がいい人とばかり会った気がしますね。

駅前を後にしてから、チョコレート菓子保冷用の氷を買うため、一旦ローソンに寄ります。
ローソンで買い物を済ませると、後は木崎湖を後にするのみです。
ちょっと寂しい気分になりながらも、最後に湖西側を通り、見納めてから帰る事にしました。
最後は、運転をひげ漁師氏に任せて、私はビデオカメラ回します。

16:55
ラストランはあっという間に終わりました。
気がつけばだんだん遠くなっていく木崎湖が見えます。
「ありがとう木崎湖!また来るよ!!」



3項終

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