「夏の木崎湖」 放浪記その1 (2009年8月14日〜17日)

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ついに木崎湖! (2日目後編)

そば神を後にして、走る事5分の13:06
家を出てから、約17時間。ついに木崎湖が見えてきました!

はしゃぎまくる私たち!
「ついに見えてきたぞ!」


で、その直後、視界の右側に異様なものを捉えました。
私「ん?痛車じゃん!」
ひげ漁師氏「木崎湖を集会してる!痛車が!死ぬー!幸せすぎ!!」
木崎湖北の駐車スペースにずらっと10台以上並ぶ痛車たち!(でも、おねてぃ関係は視認できませんでした)


痛車に遭遇し大騒ぎした後は、車で木崎湖を一周することに。
湖の西側にきて再び騒ぎ始める私たち。

画面右のガードレールがあるスロープが目標物です。
ひげ漁師氏「あ!これだ!」
私「ん?あ!これだ!」
ひげ漁師氏「これか?これだ!これだよ!」
私「これだ!これだ!」
ひげ漁師氏「これだ!これだ!ハハッ!」
私「これだ!」
ひげ漁師氏「これだよ!おいー!はげー!」
(録画していたDVテープより)

ものすごい「これこれ」言ってます。
それだけ、興奮していました。
しかも、とろとろと低速走行で怪しい事この上ないです。

さらに移動し湖の南側に出ると、
ひげ漁師氏「あれ桟橋じゃね?」
私「あれ?あれか!苺桟橋か!」
ひげ漁師氏「つーか、人いっぱいだよ!」

さらに、ナビつきの車にも関わらず、木崎湖周辺を迷走。
そして、ひたすら「いいトコだー!」といい続ける私。
私「あ!スワンボートだ!二人で乗るか!?」
ひげ漁師氏「男二人って、どんだけ悲しいんだよ!」
私「あれ?もともとって、そういう企画じゃ無いっけ?」
ひげ漁師氏「そうだっけ?」

その後、さらに木崎湖を一周し、第一話に出てきた、木崎湖が一周できる高台へと向かいました。
山の中の、ナビにすら載っていない道をひたすら走ります。
あまりに、山の中なので、本当にこの道であってるのか!?
とも思いましたが、なんとか目的地に到着。


(木崎湖全景)
ここはパラグライダーが飛び立つ場所で、この日もパラグライダーが何人か飛び立っていました。


木崎湖全景写真の右側方面に向かって撮りました。


画面奥の青緑っぽい屋根が「ゆ〜ぷる木崎湖」です。
そして、画面中央には、「苺桟橋」と「みずほ桟橋」です。


これが、かの有名な海ノ口駅。
ここに行くのは、ひとまずお預けにしておきます。


大町市市街地です。
今回は行きませんでしたが、黒部渓谷にもこの街から行けます。
望遠レンズで撮ったので、近くに見えるかもしれませんが、歩きだとかなり遠いです。

このパラグライダー場には、40分ほど滞在してから、山を下りました。

14:58 今晩宿泊する、旅館「大登 いろり荘」に到着。
おねがい☆ツインズに登場した、稲尾駅の目の前です。
出発3日ほど前に、ひげ漁師氏と話をしたときは、大町市街のビジネスホテルが候補にあがったのですが、
ひげ漁師氏が仕事中に、独断で変更。楽天トラベルで予約をしました。
価格も安く、湖の目の前という事もあって、結果的にはいい選択となったと思います。


奥からやってくるのが、ひげ漁師氏です。


部屋は10畳部屋で、角部屋でした。ちなみに素泊まりプランです。

旅館に荷物を運び込んでからは、早々と二人で風呂に入り、3時間ほど一眠りしました。
さすがに、二人とも車中でのちょっとだけ寝ただけですから、思ったより疲れがたまってたようです。

17:30
起床後、着替えをし、鍵をフロントに預け、外に繰り出します。
行き当たりばったりで、行動している私たちですが、
なんと、この日木崎湖では「花火大会」が催されるという、最高のタイミングに遭遇。
その花火を見るための出陣です。

稲尾駅では、ちょうど2両編成の電車が来たところでした。
きっと、桂たちもこの電車に乗ったのでしょうね。



この電車、電車なんですよね。(意味不明ですか?)
私の地元では、電車は電化されておらず、正確に言えば汽車(ディーゼル機関)であります。
のどかな場所ながら、名古屋(愛知)-松本-大町-糸魚川市(新潟)という、貫通しているルートだからでしょうか。



10分ほど歩いて、現場着。
ちなみに、来る途中にあった臨時駐車場に痛車がずらぁーっと並んでいました。
ひげ漁師氏「うぁ!すげぇ!」


どこかにひげ漁師氏がまぎれこんでいます。
二人で、花火大会を見る際に食べるものを調達しています。


花火大会やら、花火大会前にある催し物の関係で、ずいぶんとにぎわっていました。

この後は、ツインズで深衣奈が足を洗っていたローソンに寄り、「お酒!」を購入。
一旦、旅館へと戻ります。

19:55 お湯を入れたカップめんをもって、旅館近くの湖畔へと移動。
適当な場所をみつけて、そこから花火を眺める事に。


北から、夕方に食べ物を調達した方向を向いての撮影。


あまりに予想外の大きさで散ったので、フレームアウト。
水中スターマインという花火らしいです。

地元の花火大会や、関東で見る花火大会に比べ、規模は小さいものの、
空が花火による煙でひどくなる前に、一間置き、時間をかけて打ち上げるところは気が利いているな、と思いましたし、
やはり、木崎湖で見ていることもあり、感動してしまいました。

ちなみに気さくな地元の方に
「うぉい!旨そうなものくってんな!」
とおおらかに声をかけてもらいました。
私「いやぁ、カップめんなんですけどね。はははっ!」

21:00
あっという間に感じた1時間の花火大会を見た後は、近くでふらふらと写真を撮りました。
シャッタースピードを15S〜25Sに設定し、ノイズリダクションもかけているので、1枚の撮影に結構時間が掛かります。
その間、待ちぼうけくっているひげ漁師氏は、湖面を眺めて、「ワカサギいる〜」と騒いで見たり、
道端に大の字で転がったりと、いろいろ見せてくれました。

21:30頃
稲尾駅へと移動。
おね2で登場している場所であります。



(画角50mmなので、大体、人間の目と同じ遠近感です)


駅舎内。

ちょうど、電車(快速か特急)が通ったので、カメラを向けていたのですが、
設定ミスにより、逃してしまいました。

稲尾駅を後にして、時計を確認すると、21:50ごろでした。
宿の門限は23時で、まだ1時間以上あるので、ひげ漁師氏と相談し、徒歩で海ノ口駅に行ってみることに。


22:10 海ノ口駅到着

ついにやってきた!海ノ口駅!
夜遅くということもあって、独特の雰囲気です。


駅舎内。左が道路側、右がホーム側です。


このノートは、巡礼者がコメントを書き込むためのもので、Vol.57と書いてありました。
おねてぃ放送から7年半。一体何人の巡礼者がメッセージを書いていったんでしょうか。
もちろん私も、つたない字で書いてきました。

それにしても、写真スタンドがすごい出来です。
私が巡礼情報を血眼になっている時期にはありませんでしたが、いつの間に・・・


小石ベンチに神妙な表情で座る、ひげ漁師氏。


反対側から。

この海ノ口駅は、おねてぃに何度か出てきますが、やはり印象的なのは、弟8話「長い夜」です。
夜、小石が桂をこの駅に呼び出して、告白するのですが、
その話に出てくる光景とそっくりで、なんと言葉にしたら言いかわかりませんでした。
とっても、感慨深いものがありました。


22:24 海ノ口駅を後にして、宿に戻ります。
しかし、海ノ口駅近くの踏み切りで写真を撮っていると、まさかの雨に遭遇。
夕方から曇り始めてはいましたが、雨が降るとは予想外。
もっとも、「夜の海ノ口駅に行くんだ!」と、天気を予想をしようとすらしていませんでしたが。
久しぶりに、わたわたと走って宿に戻りました。
門限まであと15分の22:45でした。

お風呂に入って、部屋でゆっくりしていると、いつの間にか二人とも眠りこけていました。



2項終

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