2018年9月30日 日曜日

9月終了

もう9月も終了で、早いものだと感じます。
今年は残暑もなく、あっというまに秋がやってきた印象です。
10月の異動の話はありませんでしたが、九州に居られるのも今年度いっぱいでしょう。
あと少しの限られた時間で、九州観光やらをしたいものです。

H-IIB F7 Liftoff

9月23日午前2時52分 HTV-7(宇宙ステーション補給機 こうのとり7号機)を搭載した、H-IIB 7号機が打ち上げられ、
無事に、HTV-7の分離に成功しました。
その後、9月28日には、HTV-7とISS(国際宇宙ステーション)との結合が完了し、
現在はISSへ物資の補給が行われている段階と思われます。

最近は、ロケットの打ち上げも安心して見ていられるようになりましたね。
ロケット打ち上げの失敗は、H-IIA 6号機よりありませんので、
H-IIシリーズに関しては、安定運用するためのノウハウが相当蓄積されている、のだと思われます。
この調子で、H-IIシリーズ退役まで実績を積み上げて欲しいものです。

さて、今回のHTV-7ミッションの大きな目玉は、2つあると思っております。
一つは、HTVの計画能力(6t)を超える、過去最大の6.2tの補給物資が搭載されていること。
もう一つは、地上への物資回収カプセルが搭載されている事でしょう。
今まで日本はISSからの物資回収手段を持っていませんでしたから、
今回、宇宙からの物資回収が成功すれば、ノウハウが蓄積され、今後の宇宙開発(有人飛行)へも弾みがつくのでは、
と思っていたりします。


さて、今回のH-IIBの打ち上げですが、
休みの日の打ち上げ+天気が晴れ予報
という事もあり、(今更ながら)家の近くから見られるか狙ってみる事にしました。

午前2時ごろ、家を出発。
外を見ると、かなり雲が出ていました。(天気予報は晴れだったのですが、、、)
とはいえ、ここまで準備して引き返すのも勿体ないですので、
見える事を願い、観察予定の場所に向かいます。

機材は、
カメラ2台
60D+TAMRON 28-75mm F2.8
KDX+Tokina 12-24 F4
で狙います。
動画も撮ろうかなと思ったのですが、暗いところに強いカメラが無いため断念しました。

カメラの設定を確認しつつ、試し撮りをし、
タブレットでライブ中継を流しながら、打ち上げを待ちます。


発射前。KDX+Tokina 12-24mm F4


そして、52分30秒ごろ、H-IIBがリフトオフ。
ライブ中継のタイムラグも考え、南の方向を凝視します。
かなりどきどきする瞬間です。
シャッター(30s)が切れるのはおそらく1回のみ。
チャンスは逃せません。
カウントアップが進み、H-IIBは順調に上昇を続けますが、
なかなか見えてこない。

が、40秒後、南南東に明るい光跡が見ました。
思った以上に明るいです。(1等星よりも明るい)
シャッターを切り、光跡を見つめます。
なかなかの感動ものです。


KDX+Tokina 12-24mm F4 ISO400 30s F4

上昇は思ったよりゆっくりで、20秒程度見る事が出来ました。
(それ以降は、雲に隠れてまったく見えず)



前の写真の等倍切り出しが、この写真です。
白い点や紫色の点は、CMOSセンサーのノイズですね。

ちなみに、60DとTAMRON 28-75mm F2.8の写真は、
シャッターを切った際の手ぶれがひどく、どうしようも無かったのでアップしません。(泣)

思ったのは、
ここまではっきり見えるなら、もっと前から狙っていればよかった、という事ですね。
今年度は、あとH-IIAが1機、イプシロンが1機打ち上がります。
なんとか見に行きたいものです・・・

流される風 TOP  日記帳  Novel  短編  放浪記  BBS  頂き物  案内


ご意見、ご感想、リンク切れ、などがありましたら、BBS又はメールにて、ご連絡ください。

当ページの画像及び文章を使用、転用する時は連絡をお願いします。
(C)あさなぎ