2016年1月2日 土曜日

新年のご挨拶

皆さま
新年明けましておめでとうございます。
本年も当HPをよろしくお願いいたします。

今年は、少しでも有用な情報を公開できるようにしたいと思います。
毎月更新も目標です。

4月には異動もありそうで、大変な年になりそうな気配がしますが
ひとまず、心身を無事に1年過ごしたいところです。

i-ELOOP 電圧測定

先日、NDロードスターの燃費モニターのi-Eloop状況表示がおかしい!
と書きましたので、実証すべく、i-ELOOPのEDLC(電気二重層コンデンサ)の電圧を見れるようにします。
ついでなので、バッテリー電圧もとれるようにしようと思います。

設計思想は、
・EDLCの電圧は、エンジンONの時のみ (車で休憩時、無駄なEDLCの放電を阻止するため)
・バッテリー電圧は、ACC-ON連動(車で休憩時、過放電を監視するため)
・ヒューズは各所設置し、安全対策をとる。
・ついでに、ドラレコの電源をエンジンONからとる。
です。




回路はこんな感じです。
厳密にいえば、バッテリー電圧ではありませんが、
テスタで図ると、おおむね一緒なので大丈夫でしょう。



電圧計は、Amazonで売っている2V-30Vタイプを使います。(1個300円ぐらい)




外箱はカラーボードを使います。固定はホットボンドです。
予定では、プラスチック板を使って外箱を作成しようと思っていたのですが、
カッティングに思った以上に苦戦し、妥協してカラーボードにしました。



苦戦しながらもくっつけていき、なんとか電圧計収納箱完成。
フロントパネルは、照度を落とすため、透明プラボードを使っています。
まあ、よくよく見るとお手製感がすごいです。
このレベルを小学校の夏休み工作で作れてたら良かったのですが。

次は、EDLCの電圧取り出しです。
予定では、DC-DCコンバータから取り出そうと思っていましたが、
あいにく、端子は底面にあり、容易にアクセスできません。

となればということで、



左フロントタイヤカバーを開け、裏にある、EDLCに直接アクセスします。
ピンク色のキャップのところで、電圧を図ると、15Vほど電圧があったので、
ここから電圧を取り出します。

万が一のため、ヒューズホルダーは忘れず取り付けます。

であとは、リレー回路を組み組みし、完成。



こんな感じで、組みあがりました。

20qほど試運転してみましたが、
やはり、燃費モニターと電圧計はリンクしていないようです。
EDLCがフル(24.0V以上)でも、その状態から燃費モニターを起動すると、
EDLCは空表示になってます。
演算値を表示しているのか、サンプリング周波数がえらく低いのか(1Hz以下とか)、はまだわかりません。

そもそも、EDLCの電圧を、あそこから取り出すのが正しいのか、という問題もあります
電圧の表示を見る限り正しそうなのですが、情報が無いのでなんとも・・・

i-ELOOPの特性として分かったのは、
・減速時、シフトダウンしエンジンブレーキを使うより、ハイギアのまま減速したほうが回生されそう。
ということです。
60q/hで走行時に、3速にシフトダウンしエンジンブレーキかけるよりも、
6速のまま、アクセルを抜いたほうが回生速度が速い印象です。
しかもその回生は1000rpmを下回るまで続きます。

i-ELOOPはまだまだ謎が多いです。
引き続き、検証していきたいと思います。

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