2014年11月30日 日曜日

自家製炭酸水

お酒を飲む時に、夏場は炭酸水を良く使います。
90〜100円/1Lで売っているペットボトルのものを箱買いしてくるのですが、
・意外とペットボトルの処分が大変。
・意外と高い。
・余ると困る。(残しても炭酸が抜ける)
ということもあり、
SodaStreamというものを買ってみました。
2100円のボンベで、60L炭酸水が造れるよ!というのが売りなので、
35円/Lで、炭酸水が作れる計算です。

が!

どうやらそれは、微炭酸水を作った場合の時のようで、
強炭酸水を作ろうとすると、わずか25Lほどしか作れませんでした。
84円/Lです。
となると、ペットボトルで買ってくるのとほとんど変わりません。
ペットボトルの処分を考えなくて済む、というメリットはありますが。

で、もっとコストパフォーマンスが良い、炭酸水の作成方法は無いか、と調べたところ、
インターネット上で発見。
早速、実践してみることにしました。
(シーズンオフではありますが)


その方法は、


通称「ミドボン」と、ペットボトルを使う方法です。

使用したものは、
・ミドボン 5kg
 →近所の酒屋さんから入手。


・減圧レギュレータ
 →ヤフオクで入手。ミドボンの圧力を減圧するもので、これがないと、ペットボトルが瞬時に爆発しそうです。
   あまり圧が低いものだと、微炭酸になるようです。0.35MPaもあれば十分な気がします。



・ウレタンチューブ U2シリーズ 透明 5m 外径×内径(Φmm):4×2.5

・ライトカップリングプラグ エルボワンタッチ継手タイプ CPPE3L-4
 →マイクロカプラソケットにホースを接続するためのもの。

・レデューサー PGJ8-4
 →レギュレータの径と、ホースの径を合わせるためのもの。

(上記3つが既に取り付け済み。ワンタッチ接続なので、ホースを差し込むだけです。)


・マイクロカプラソケット MC-05SM
 →ペットボトルに取り付けるもの。今回は3個購入。
・ステンレスナット M5
 →マイクロカプラソケットをペットボトルに固定するもの。


あとは、
・炭酸水の入っていたペットボトル
 →必ず炭酸水の入っていたものを使います。でないと破裂とのこと。



作り方は、
1.ミドボンのバルブを軽く開けて、空吹きして、ゴミを飛ばします。
2.ミドボンにレギュレータを接続。モンキーを使って、しっかり締め付け、空吹き。
3.ウレタンチューブを必要な分切り、カップリングプラグ、レデューサを接続。ワンタッチなので差し込むだけです。
4.3.で作ったものの、レデューサ側を、レギュレータに差し込みます。これもワンタッチ。で、空吹き。
5.ペットボトルの蓋に内側から穴を開けて、マイクロカプラソケットをナットで固定。(ドリルがあれば簡単)
といったところです。
材料だけあれば、30分程度で可能かと思います。


実際の炭酸水を作る方法ですが、
1.マイクロカプラを取り付けた、ペットボトルに水を2/3ほど入れて、冷蔵庫で冷やします。
  冷やさないと、二酸化炭素が溶けにくいようです。
2.冷やしたら、ペットボトルに入っている空気を出来るだけ抜きます。



3.ホース内の空気を飛ばすため、空吹き。
4.ペットボトルに取り付けた、マイクロカプラにカップリングプラグに接続。
5.レギュレータを0.4MPaに設定する。
6.ミドボンバルブを開ける。
7.ペットボトルがパンパンになるので、ミドボンバルブを閉めて、ペットボトル振る!
8.ペットボトルが凹んできたら、6.〜7.を繰り返す。
9.3回ぐらい繰り返すと、振ってもペットボトルが凹まなくなると思うので、そこで終了。
10.プラグをカプラから外して、空吹きします。(ホース内に入った水を飛ばすため。)
11.数分寝かせて、完成!
といったところです。

初期投資として、15,000円ぐらいかかりましたが、(ボンベ自体の保証金を除けば約10,000円)
ランニングコストは、10円/1L以下。(毎日1L作っても、1年は持つとか)


それにしても、 出来上がった炭酸水はかなり強力で、市販の炭酸飲料や、炭酸水を余裕で超えます。
炭酸水が余っても、ボンベに接続して、圧をかけてあげれば、
炭酸は抜けなくなるので、翌日に余りを使う。というのもできるので、かなり助かります。

もっと早く作っておけばよかったですね。

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