2013年1月4日 金曜日

いつものコース

友人のひげ漁師氏(今ではひげなし漁師です)が、
「休みが元旦と4日の午後しかねぇ!」
との事だったので、今日は午後からいつものコースと相成りました。

まずは、カラオケに行き3時間熱唱!
で、日暮れとほぼ同時に、いつも行きつけの焼肉屋に突撃!
半冷麺と、ライス大(1合ちょっとか?)をぺろりと平らげ、
『ごはんが足りない!』と更にライス大を頼むひげ漁師氏には畏敬の念を抱きます。
米食日本人の鏡です。
その後、ひげ漁師氏宅で雑談し、お開きとなりました。
設備が充実している内陸のカラオケ屋に行けなかったのは残念ですが、
十分に歌えたので良かったです。
次、つるめるのは春か、はたまた夏か、待ち遠しいところですね。

ヘッドライトバルブ ブレークダウン

Keiのヘッドライトバルブが切れました!
しかも両方。
切れたタイミングは分かりませんが、片目走行で走った記憶が無いことから、
2日に出かけたとき、どこかでほぼ同時に切れた模様です。
かなり明るいバルブで、満足していただけに残念です。
概ね1年で切れました。

と言う訳で、新しくバルブを買う事に。
同じバルブを買うのでは芸が無いので、違うバルブ「CARMATE BD426」を買ってみました。
ワット表記で言えば、今回は前回に比べ5Wダウンですが、
『ハロゲンバルブ明るさNo.1(純正消費電力同等品にて、2012年2月現在当社測定値)』
と書いてあるので、これを信じてみることにしました。

交換後の実感では、若干暗く感じます。(思い込みのせいかもしれませんが。)
ライトが照らしているところと照らしていないところは、はっきりようになった気がします。(これは明るくなったからかもしれません)
早速明日から使うので、明るさはどうなのか、どれほど持つか、など見てきたいと思います。


(新しいバルブ)


(切れてしまったバルブ)

行きつけのラーメン屋

子どものときから行きつけのラーメン屋へと行ってきました。
店が再開してから2回目です。



ねぎ味噌ラーメンを食べてきました。いつもの味で美味しかったです。
やぶ屋と並んで、帰省したら食べたい品です。


(ラーメン専科。店内の作りは昔とそっくりです。)

2013年1月1日 月曜日

新年

あけましておめでとうございます。
みなさまにとってよい一年となりますよう、祈っております。
本年も細々ながら、ホームページの運営をして行きたいと思います。
よろしくお願いいたします。

平成25年 元旦

初日の出と初詣

今日は、ひげ漁師氏と初日の出を見に行ってきました。


(平成25年の初日の出。クリックで拡大します)

で、その後には初詣。

近年まれに見る、正月らしい正月でした。
寝正月も良いですが、アクティブに動くのもいいかなぁ、と思います。

で、今日は、初詣が終わった後、少々時間があったので、正月ネタの短編を書いてみました。
まあ、会いも変わらず平凡ですが。
お時間があるときにでもどうぞ。

Asanagi's SS Vol.13 「初詣」

元旦といえば初詣である。
タカシの元旦といえば、おおよそ10時ぐらいに起きるのが常であったが、今日は珍しく早かった。
早くさせられたとも言うべきであるかもしれない。
「なあ、もっと早く起きれないのか?」
タカシが玄関を開けると、暖かそうなダウンコートを着ていた勝美が呆れたように言った。
新年になっても、普通の女子よりちょっと高めの身長も、そのサバサバとした口調も相変わらずである。
美人であるがゆえに冷たく見えてしまう目も、いつも通りだ。
「なんでそんなに早いんだよ」
タカシは少々恨めしそうに勝美を見つめる。
朝の6時という、普段であればそれほど早くも無い時間であったが、
昨日、紅白を見終わった後、妹に映画を一緒に見ることをねだられ、
眠りについたのが2時だったタカシにしてみれば、十分早い時間であった。
「元旦だぞ?ゆっくりしてたら勿体無い」
「前向きだねぇ。俺は寒くてたまらん」
つい先ほど、眠っていたところを『初詣に行くよ!』と携帯電話で起こされたばかりである。
体も暖まっておらず、寒くてたまらない。
日もようやく顔を出し始めたところであり、気温はまだ氷点下である。
「これあげる」
勝美がそっぽを向きながら、ポケットから缶コーヒーを取り出して、タカシに差し出した。
「微糖でよかったろ?」
「あ、ああ。ありがとう」
受け取ったタカシは一度両手で包み込んでから、キャップを開いた。
「暖かいな」
寒さで強張っていたタカシの顔が緩む。
「ほら、タカシ。はやく行こう」
「お、おう」
勝美に引っ張られながら、タカシは勝美と神社へと向かった。


境内は朝早い時間なのにもかかわらず、大いににぎわっていた。
屋台も出ており、新年であるということを認識させられる。
参拝の列に並び、自分たちの順番を待つ。
「タカシは願い事決まってるのか?」
「あー、特には。無事に卒業できますように、とか」
「心配するような事あるのかよ」
「そう言う勝美は?」
「あたしは、みんなの健康だな。やっぱり元気が一番だ!」
タカシは思わず苦笑する。
スポーツをしている勝美らしい。
『みんなが』とつけるところも、である。
「な、なんだよ、おかしいかよ?」
「いやいや、勝美らしいなぁ、と思って」
真っ直ぐな勝美が愛おしく感じて、タカシは、ぽんぽん、と勝美の頭を撫でた。
一瞬ばかし、目が点になった勝美であったが、すぐ顔が赤くなる。
「ば、ばか!恥ずかしいだろ・・・」
抗議をするものの、尻すぼみである。
タカシの手を振り払うことも無く、上目使いでの抗議では、とても本気に見えない。
タカシとしては、こういう勝美が可愛いところである。
「じゃあ、俺もみんなの健康を願うかな。・・・もちろん、勝美も入ってるからな」
「あ、ありがとう・・・」
勝美の小さく可愛い声は、タカシには聞こえない。
「ん?」
「なんでもない!」


参拝も済ませ、おみくじを引き、お守りを買い、屋台でたこ焼きを買ってから、
二人は神社を後にし、タカシの家へと戻ってきた。
「今日は、朝早く起こしてすまなかったな」
「いいよ、楽しかったし」
いつもとは行く時間が違うが、いつもよりゆっくり出来たと思う。
年明け早々に、いつも通りの可愛い勝美を見ることも出来た。
元旦としてはこれで十分だ、とタカシは思う。
「そうだ。言い忘れてたな」
タカシが玄関を開けようとしたとき、勝美が声をかけた。
「ん?何が?」
「大事なことだろ?」
勝美が一歩だけタカシに近づく。
「あけましておめでとう、タカシ。今年もよろしくな」
笑顔を浮かべる勝美がいた。
タカシは、新年の挨拶をすっかり忘れていたことを思い出す。
「こちらこそ、あけましておめでとう、勝美。今年はお手柔らかに頼む」
昨年は勝美に、連れまわされ、走らされ、泳がされた、1年だった。
今年もまたあると思うと、苦笑いを浮かべるしかないが、
また、楽しい1年になりそうだ、となんとなく思う。
「さぁ?それはどうかな?」
勝美はくすり、と小悪魔のような笑みを浮かべると、軽快な足取りで、家へと戻っていった。
「・・・」
少しばかり、勝美が立ち去った方向を眺める。
後ろの家からは、やれ餅はまだか、やれ御煮しめはまだか、と賑やかな声が聞こえてくる。
全く、騒がしい人たちだ、と思いながらも、タカシはみんなの健康を願ってよかったな、と思った。


ちなみに、冬休みが終わり、学校が始まると、タカシと勝美はクラスメイトから、
『また、新年早々いちゃついていたって?もう、お前らいい加減にしろ』
と突っつかれた。もはや、お約束である。


END
2013/01/01

special thnks.
ひげ漁師


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久しぶりに元気なヒロインを書いたような気がします。
背景設定ですが、
タカシの妹は歳が離れていて、タカシにかなり懐いています。『ちなみ』という名前です。
映画を見るときは、タカシが胡坐をかいた上に座って、鑑賞をしていました。
話の最後に、『やれもちはまだか―』とありますが、
この中で、ちなみは『お兄ちゃんが私を置いて初詣に行った!』と騒いでいたりします。
家族構成は、祖父、祖母、父、母、タカシ、ちなみ、です。

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