2010年2月24日 水曜日

はるのあしおと

今日、外を歩いていたら、はるのあしおとを見つけてしまいました。



(オオイヌノフグリ)

駐車場の脇に群生していました。
流石、南ですね。
春が早いです。

もんじゅ

久しぶりの時事関係です。

昨日、読売新聞の1面に「もんじゅ 来月にも再開」という記事が書いてありました。
で、このもんじゅはなんぞや、と言いますと、
「新型の原子力発電所の試験実験機」と言えば分かりやすいでしょうか。
正確に言うと、「高速増殖炉」の「原型炉」です。


今までの軽水炉では、燃えやすいウラン253が4%、残りがウラン258の核燃料を使用していました。
ウラン238は、核燃料としては燃えにくいため燃料としては使えません。
ですが、高速増殖炉では、この使えなかったウラン238を、燃えやすいプルトニウム259へと転換できるわけです。

つまり、プルトニウムを高速増殖炉で生成し、軽水炉で燃やす、といった連携させる事により、
ほぼ純国産のエネルギーを実現する事ができます。


まあ、ならなんで実用化されてないんだ、という事なんですが、
これは原子炉の冷却材に、軽水(ようは普通の水)ではなく、液体ナトリウムを用いているためです。
液体ナトリウムは、水や酸素と反応し、爆発的に燃焼します。
おまけに、透明ではありませんから、原子炉内の異常をカメラなどで確認する事もでき無いわけです。
そのほかの問題としては、プルトニウム239がウラン235に比べ、放射線レベルが高く、扱いにくい事もあるでしょう。


そんなこんなで、15年前に液体ナトリウム漏れによる火災を起こし、その際の不手際もあり、
次世代原子炉といわれているのにもかかわらず、なかなか進歩していない訳です。


が、ようやく本体の改良工事も、終わり、ようやく原子炉が動作するようです。
私としては、核融合炉より、高速増殖炉のほうが現実的だと思うので、安全性の面でも更なる改良を加え、早いうちに実現して欲しいと思います。

2010年2月14日 日曜日

駅で遊ぼう!その2

私の部屋には長い間テレビがありませんでした。
なんでこうなったかというと、前の日記にも書いた記憶がありますが、
中学時代に同一市内での引越しをしたからです。
引っ越す前までは、テレビの画質は携帯で言う「バリ3」状態でしたが、引越し後は「よくて1かな」程度に低下し、
局によっては、砂嵐を薄くしたようなフィルターが常にかかっている状態でした。
こうなると、見る分には構いませんが、TVチューナーでPCで録画するにはかなり辛いものがありました。
というにも、画像がノイズだらけですから、CMカット後に(当時から出始めたDivXで)再圧縮しようにも、
ノイズが邪魔をし、データサイズは大きくなり、当然画質も低下するからです。
つまるところ、手間をかけて、わざわざ画質の悪いTVを録画、再編集し、DVD-Rに書き込むという工程をしたくりませんでした。
残せるなら、画質は良い方がいいですし。

それからというもの、今まであった、録画癖もなくなり、
「テレビが無くてもなんとかなるんじゃない?」
という状態になってしまいました。

よって、私の部屋には、その頃からテレビが存在していなく、
ゲームをするのも、テレビを見るのも、リビングにあった、当時は高価な 32型トリニトロンブラウン管でした。
WOWOWで「おねがい☆ティーチャー」を見たのもそのテレビだったですし、私にとっては青春の1ページともいえる品です。
まあ、ある日突然、内部のコンデンサが吹っ飛んだらしく、像を映し出さなくなって、廃棄処分となってしまいましたが。


そんなこんなで、今まで私の部屋にはテレビが無く、友達から、PS2を借りているにもかかわらず、
PS2で遊ぶことは出来ませんでした。

が、先日、破格の値段で21型の薄型じゃないテレビを入手したので、こんなものをやってみました!


(PS2版 アオイシロ)
まあ、なんで買ったかというと、
ゲームの紹介文に、
「ノスタルジックで美しい舞台背景の中、共に困難に立ち向かう少女同士
 の強い絆や葛藤などを、少女視点ならではのリリシズムに富んだ描写で描きます。
また「古事記」などの文献に基づいた神話伝承をストーリーの核に絡めることで、
歴史的なロマンや現実では味わえないドラマ性を打ち出していきます。」

とあったためで、
やや!小説のネタになるぞ!
と思ったからです。

まだ、全攻略はしていませんが、話の深さはなかなかのもので、
すっかり虜状態です。



私が好きな「水月」と"民俗信仰"という点では似ていますが、
この作品があからさまな形で、"畏敬対象"や"信仰対象"が出てくるのに対して、
「水月」はそうではなく、濁されています。
結局、私は最後の最後まで全貌がまだ掴めませんでした。

ただいま、熟考中(そういうことにしておいてください)の民族進行形は、
水月のように、儚さやら不可思議さで書くか、
それとも、この「アオイシロ」のように、間違いなく存在することを前提で書くかで迷っています。
後者のほうが、書きやすいといえば書きやすいですし、結末もなんとなく想像がつくのですが、
水月のような、雰囲気も好きですし。

民族信仰系はいつまで煮込むかは分かりませんが、
私のブレインがスポンジになり、使い物にならなくなる前に、仕上げたいと思います。


(再生ボタンでデモムービーが見れます)

減量作戦 Part4 Limited.

不規則な生活やら、あまり動かない生活やらをしていると、いつのまにか体重が右肩上がりです。
右肩上がりになってほしいのは、GDPと株価と景気だと、私は思いますが、
体重はいりません。

よって、再び減量作戦を開始することとしました。
目標はひとまず、63.0kgです。

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