2008年6月15日 (日曜日)

4000ガルの恐怖

土曜日の朝方、またゼリーの上に乗っかって揺すられたような、ストロークの長い気持ち悪い地震を体験しました。
「あー、今度こそ東京か?」
と思いましたが、
まさか、

地元がヒットしているとは思わなかった。

地震が発生してから、30分近く過ぎようとしていたころ、インターネットにアクセスし、Yahoo!のトップを見たら、
岩手、宮城で震度6強
と表示されていて、「はっ!?」となりました。

まさか大事にはなっていないだろうな?と、急いで気象庁のホームページにアクセスし、
地震情報をチェックすると、私の実家があるところは、震度4であることが分かり、
まあ、震度4だったらものともしないだろうと、一安心しました。

が、ラジオでNHKをかけてみると、予想以上にあわただしく地震情報を流しており、
これは、予想以上に大事だ、と、ようやくこの時点になって事の重大さに気づきました。
あわてて、押入れの奥からしばらく使っていないPC用のTVチューナーを取り出してTV番組をチェックしてみると、
NHK、民放含め、かなりの局で、地震関連のニュースばかりを流していました。

ニュースを追うにつれ、崖崩れ、けが人、死者、などが刻々と更新されていく様は、
遠くにいて、何もできない無力さを私に感じさせてくれました。

行方不明者も何人もでているようなので、早急な発見を望みます。

あまさん

今日は、東京までではって、あまさん(アマチュア無線技士3級)の試験を受けに入ってきました。

今回の試験は、当日受付試験という試験で、事前申し込みが不要なタイプです。
持っていく物は、
・手続きに必要なお金
・筆記用具
・証明写真2枚(2.4cmx3cm)
・身分と生年月日を証明できるもの。(私は、運転免許証とそののコピーを持参しました)
です。
ただし、受験場所は、東京の日本無線協会本部 1ヵ所所だけという難点があるのですが、
関東に引っ越した、という地の利をいかして行ってきました。

まあ、詳細なレポートは暇ができたときにでもアップしたいと思います。


メトロ日比谷線から、試験会場に向かう途中の勝鬨(かちどき)橋。
1ヶ月前ぐらいに見た、逮捕しちゃうぞ THE MOVIEのワンシーンに出てきた橋で、そっくりの光景で、感動しました



橋を渡りきって、南側からの撮影。まあ、水は汚いです。
昔は、真ん中の部分が持ち上がって、大きな船が通れたそうです。


ちょっと早い昼飯を取っていると、すずめが近くにやってきました。
都会のすずめは人を怖がらないんですかねぇ。
本当は、野生動物に餌付けをするのはよろしくないのですが、ちょっとやせ気味だったのが気になって、
パンくずをあげてしまいました。
何度も何度もやってきたので、どうやら、巣に雛がいたみたいです。



ここが会場。
前もって調べていたこともあって、スムーズに到着できました。
職員の方々も、いい人ばっかりで、各申請書類についても、丁寧に教えていただきました。

試験申し込みは11時からで、
試験は13時から。
合格発表は、15時ごろからでした。


で、結果発表ー
私は申し込みが一番目だったので、受験番号はトップの600391番でした。
結果はご覧とおりで、見事合格!
一緒に来た友達も、見事に合格!
これで、移動費+試験代金の元は取れたという感じでしょうか。

ちなみにこの後、免許証の申請を早速してきました。
免許証の申請がすぐにできるのも、この当日受付試験の利点ですね。


まあ、次は2級か、1級か。
私としては、1級を狙いたいところなんですが、モールスの聞き取りが難しいんですよねぇ。

2008年6月1日 (日曜日)

6月です

ようやくノート等に、「H20」や「平成20年」と違和感無く書けるようになったと思ったら、
もう今年が始まって半年が経とうとしている事にようやく気がつきました。
早いものですねぇ。
年度でいうと、まだ2ヶ月しか経っていない事になりますが、
どちらにしろ早いものです。

最近は、いろいろと忙しく、週に1回ぐらいしか日記が更新できないかもしれませんが、
今後ともよろしくお願いします。

STS-124

STS-124 プロジェクトロゴ
(STS-124 プロジェクトロゴ  (c)JAXA)

今日の今朝方、ISSの日本実験棟「きぼう」の船内実験室を載せたスペースシャトル「ディスカバリー号」が打ち上げられました。
ようやく、といった感じでしょうか。
今のところ、これといった情報は入ってきていないので、ISSへ向けて軌道変換を進めているころだと思います。



きぼうの船内実験室は、きぼうを構成するものの中で一番大きな面積を取っているもので、
まさにメインであります。
これが打ちあがって、取り付けができれば、
あとは残りの船外パレット、そしてHTVを待つばかりです。

一刻も早く、このきぼうの活躍をみてみたいいものですね。

GXロケット

宇宙関係の話題とすると、昨日の読売新聞に
「GXロケット 開発中止」
という記事が載っており、
文部省科学部 宇宙開発委員会が開発中止を勧告することを決めた、と書いてありました。

せっかく去年の10月ごろに、ロケットエンジンの燃焼試験が成功した、というのに勿体無いことをするものです。
民間のメーカーは、投資した分が回収できないとして、反論しているみたいですが、
こうなってしまうとどうなるか想像できませんねぇ。
まあ、JAXAホームページにも、これといった開発中止の情報は乗っていないので、
JAXAがこの後、どういった風に動いていくか分かりませんが、
LNGエンジンは将来有望な技術だと私は踏んでいるので、開発は止めてほしくないものですねえ。

アマチュア無線

私は高校時代に、無線部の部長をやっていました。
が、当時は、
「アマチュア無線(4級)の資格取るのには、講習会で2万円ぐらいかかるんだろ?」
と思っていました。
本当は、講習会など受けなくても、県庁所在地などで定期的に試験をやっているのですが、
当時は分からなかったんですよねえ。
まあ、その事さえも調べなかったということは、それほど無線に熱を持っていなかった、という事なのでしょうが。

で、結局、無線部は、部員一人=私、という状況になってしまい、有名なコールサインを持つ局を持っている高校だというのに、
無線の資格は一つも取らず、卒業してしまいました。
今思えば相当悔やまれます。


で、それから数年たち、最近再び、アマチュア無線の資格を取りたいな!と思うようになりました。
モールス符号は昔から使えるようになりたいと思っていましたし、車で移動するときなど、連絡用に使えればいいな、と
思っていたのが再び発火したのです。
で、無線関係で有名な先生に話を聞いてみると、4級ではなく、3級でもだいじょうぶだろう、と進言されました。

その時から、アマチュア無線3級を取ることに力を傾ける事にしました。
インターネット上で、問題を見てみましたが、電磁気学の勉強にもなり、とても身になりそうな感じでした。
試験を受けて、合格できれば、ハンディートランシーバーを買って、開局してみたいと思います。

フォーク

昨日、副業先で、休日返上の在庫整理があり、その支社でただ一人のアルバイト人員である私が、招集されました。

その前の日に、倉庫担当の人が、
「明日、本社(東京)から人がくるんだけどねぇ、ネチネチネチネチ嫌みったらしいんだよ」
と私に語ってくれました。
「本当ですか!?『そんなんで数えたと思ってるのかお前!』とか言われたりするんでしょうか!?」
と聞いてみたのですが、
無いとは言い切れない、と言われまして、
本社の人って一体どんな人!?とちょっと慄いていました。

で、昨日、本社から、会長と社長、+本社社員の方々がやってきまして、
午前9時から、午後3時ごろまで、会長と社長に目をつけられるのが怖かった一端のアルバイト人員である私は、
ひたすら、せっせせっせと働いていました。
昼は、作業をしていた皆で、うなぎを出してくれる店に行き、社長会長におごって頂きました。
いやもう、私なんかがいいの?といった感じでしたね。
一人だけ作業服で落ち着かないの何の。


で、本社のメンバーが帰った4半時過ぎ、フォーク(フォークリフト)で運ばれてくる荷物の片付けを手伝っていると、
その片づけが終わった後に、所長から、
「運転してみるか?」
と言われました。

昼間から、倉庫の端で充電されているフォークの近くに寄って、
充放電パネルをを見たり、搭載バッテリーを覗き込んだり、
所長や、社員さんに、
「フォークリフトの資格取るのはいくらぐらい(値段)かかるんですか?」
とか、
「このフォークって何ボルトで動いてるんですか?」
とか、
「充電時間は〜(以下略)」
とか、
「重さは何キロぐらい〜(以下略)」(蓄電池式は約2t。1t行くのかな?と思っていたので、予想外の重さでした。)
とか、
聞きまくっていたのが原因のようです。

ちなみに、そのセンターではフォークが3機稼動しており、1機はちょっと離れた倉庫で、残りがセンターで動いています。
で、そのセンターで稼動している1機は電池式、もう1機がガソリン式なのですが、
運転を勧められたのは、ガソリン式のほうでした。

え?免許無いけどいいの?と思ったのですが、
まあ、支社の敷地内ですし、ここは乗っておくべきだ!というか乗りたい!と思って、
「乗ってみます!」
と答えて、乗ってみました。

レバーがいっぱいあって、どれがどれだか良く分からん。
ペダルが3つあるけど、これって車とおんなじ?
とりあえず、サイドブレーキと、クラッチ、速度調節用のギア、フォークの上下をその場で教えてもらい、早速実践。
クラッチをふみ、ギアをカメ(低速)に入れて、サイドを離して、と言われたので、
手順どおりにやって、サイドブレーキを開放すると、(軽い坂道にあったので)当然のごとく後ろに下がる。
「ブレーキ!」と別な社員さんに言われましたが、ブレーキってどれすか!?
と軽いパニックに。
ですが、ふと友達が、
「ガスと電動のフォークに乗ってるんだけど、ガスのほうには車とおんなじで、クラッチとブレーキと―」
と話していたのを思い出し、
後先考えず、車のブレーキペダルに当たる部分を踏み込む。
すると、問題なく止まり、一安心。
その後、これって車とおんなじですか、と聞いて、とりあえず車と共通ということが判明。
「じゃあ、そのパレット向こうに運んでみて。運ぶまで終わらんぞ(笑)」
と言われたので、初のフォークリフトによる、初の坂道発進を経験しました。
最初は、マニュアル車に乗ったばかりのドライバーといった感じで、ガクガクさせてしまいましたが、
地元ではマニュアル車ばかり乗っていたこともあってか、なんとか様になる動きをさせることが出来、目標を達成することが出来ました。

フォークリフトの運転は動きが車と違い、妙な感じでしたが、
久しぶりにクラッチペダルを操れることが出来て、とても面白かったです。
どうやら私はクラッチに魅了されているのかもしれない、と思った瞬間でした。


で、まあ半日、本社の人と過ごしての感想ですが、
さすが本社だなと思いました。
景気よく全員にうなぎをおごるということもそうですが、
今回の支社への出向では、また新しく手間の掛かることを押し付けられた為、社員さんが、
「またかよ」
と嘆いていました。
しかも、事務所の模様替えを会長指揮により敢行。
「〜さん(事務員さんで今日は来ていない。)怒るぞー。勝手に配置変えたから」
と言っていたので、所長とか、社員さんがとばっちりを食ってしまうようでした。

どうやら、「上は現場を理解していない」というのは私が働くこの支社でも同じようで、
現実世界の難しさを教えられた土曜日でした。

KEY LOST。

先日の事です。
今まで、幾度と無く、経験してきた事ですが、
大抵は原因を見つけることが出来て、事なきを得ていました。
ですが、
今回は無理でした。

ついに、人生初となる、真の意味での、

自転車の鍵 紛失!

を経験。
で、結局いくら探しても鍵は見つからず、
ピッキングでもして、外そうか、とか、思ったのですが、当然のごとく無理なので、
仕方なく、壊すことにしました。

で、壊す方法ですが、
実家みたいにダイヤモンドカッターがあれば、ものの5秒で切断なのですが、
さすがにダイヤモンドカッターは手元に無い為、
100均でヤスリを2本買ってきて、それで何とかすることにしました。

そして、ひたすら、買ってきたヤスリをセコセコセコセコに動かし続けること、約2時間。
ようやく分解することが出来ました。

錠の外側って金属なんですよね。てっきりプラスティックだと思っていました。
(分解された錠、歯が折れてしまったニッパー、100均のヤスリ)


しかし、勿体無いことをしたものです。
このタイプの鍵は簡単に施錠開錠ができるので、急いでいるときはとても便利だったのですが。

まあ、軽量化の一環だった、ということにして、諦めたいと思います。

10k km.

ついに、私のメイン自転車 FRD-300が、走行距離10,000kmを超えました。



買ったのが、2004年の8月ですから、だいたい3年10ヶ月ぐらいで10,000km走った事になります。
思ったより、長く掛かったようです。

地元にいたときは、16km/日というのはザラでしたが、
こっちに来てからは、3km/日というのが多かったのが約4年もかかった原因でしょうか。

最近では、60km/週のペースが多いので、今まで以上にカウンタ回りが速くなると思いますが、
この自転車での目標は16,000kmなので、それでもこのペースでは単純計算であと100週かかる予定です。
100週=700日ですから、あと1年11ヶ月ですね。

今のところ、タイヤ、チューブ、ペダル、ライト、グリップ、サドル、スプロケット、など特に異常は見られないので、
16,000km走る事は出来ると思いますが、
これまで以上に大切に扱ってあげたいと思います。


とか言いながら、
今日、運転していたとき、走っていたロータスエリーゼに見とれて、右ペダルを石段にぶつけてしまいました。

方向性と世界観(上の続き)

アマチュア無線の資格を取る、ということで、ぼちぼち勉強していたのですが、
3級の先にある、2級をいつか取るべく、モールス符号の勉強もしていました。(3級にはモールス符号の聞き取り試験はなし)
「ツートツート ツーツートツー ツートツート ツーツートツー」(CQ CQ CQ)
「ツー トトトト トト トトト トト トトト トツー トトト トツー ツート ツーツート トト」(THIS IS ASANAGI)
などと。
今のところ、なんとか英文字を覚えることが出来ました。
他にも、数字、記号なども覚え、更には、聞き取りという難題が待っているのですが。


で、話は飛びまして、この前、副業先に派遣の人が4名ほど入ってきました。
そのうち3名は女性という構成で、みな年齢は30代といった感じでした。
ときたま賑やかに話しをしており、勝手に耳に届く言葉は、とても私が想像していた年齢層の言葉遣いではなく、
最近の30代はこんな言葉遣いするのかよ、はー、と思っていました。
まあ私は、担当している内容が違うので、彼らといっしょに仕事をすることは無かったので、
直に話を交わすことは無かったのですが、この前、臨時として、彼ら派遣の人が担当する仕事を一緒にやることになりました。


仕事をこなしつつ、話をしました。(当然、仕事をスムーズにこなすにはコミュニケーションが不可欠ですから。)
本職(?)はこれこれで、最近は無線資格の為にモールス符号の勉強をしている。
などと。
私は、どちらかというと融通が聞かなくて、面白い事があまり身の回りで起こらないタイプですから、
初対面の人と話しをする時は、友達の事とか、地元の話しなんかをよくします。
なので、ちょうどモールス符号の話をしていたこともあり、今回は、無線の資格について説明してくれた先生の話をしました。

「その先生は、(モールス)送信機を太ももに結び付けて、車を運転しながら送信してた」

と。
私としてみれば、モールス符号の送受信、解読ができるだけでも凄く、
ましてや、車を運転しながら、送受信をしていた、なんて事は、私の目にはすごいとしか映らなかったので、
こんな"すごい"人もいるんだよ、という事を伝えたかったのですが、

この話しをした、彼らの反応は、私が期待していた反応ではなく、

「えー、なんか気持ち悪い」

といった言葉でした。
きっと彼ら(正確には彼女ら)には、私がそのような言葉を期待しているかのように見えたのかもしれません。

ですが、たとえそうだったとしても、
私は、この言葉を聞いた瞬間に、
「ああ、私とは違うタイプの人種だな」
と深く思いました。


そして、私は、その後も彼らと言葉を交わしつつも、
心の中では、磁石のNとNが接近しようとするかのようなものを感じていて、
私の考えが、彼女に理解されることは決してなく、彼女らの考えを私が理解することも決して無いだろう、と思いました。

補足として書いておくと、
私は別に、彼、彼女らを否定している訳ではありませんし、そんな資格もありません。
彼らにとっては私こそが異端、異質と見えるでしょうから。

で、その一言を浴びて、改めて、
工学、理系などを主した私の考え方を理解してくれる人で無いと、"結婚することは無理"だなと思いました。

いくら可愛く、いくら家事が出来て、家を任せられる存在だとしても、
本当に、真の意味で、私の考え方、あるいは方向性を理解してくれなければ、
衝突するのは間違いなく、人生の残りを穏便に過すのは無理だろうと思います。

そう考えると、当面の間、私に結婚は無理のようです。
今のところ、私の年齢層で、私の考え方を理解してくれる人なんて存在していなさそうですから。
まあでも、今の所はそれでもいいんじゃないかな、と思ったりしますけど。

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