2006年12月31日 日曜日

今年も・・・

今年ももう、終わりですねぇ。
何もしないで終わったような気がものすごくして、後悔の念で心の中が満ち溢れています。
しかも、内面は本当に1年前から変わっているとは思えない。
しかも、(無駄に)歳を食う
もう、
「あ”〜〜」
であります。


まあ、とりあえず、安全に1年を暮らせたことを、様々な方や神様仏様たちに感謝したいと思います。

SS Vol8 シチュエーション 「勝美とかなみ姉。そして年明け」

12月31日というのは、まあ、一年の締めの日である。
だからかもしれないが、いろいろと羽目をはずしちゃう奴がいる訳だ。
「いやーかなみちゃんも可愛くなったよな!」
「お!?なんだ水沢!?うちの娘に手だすつもりかっ!?」
「何言ってんだよ!こんな可愛い娘がいたら、酔いも回るってもんよ!?」
「「にゃはははは!」」
という感じでな。
ちなみに、騒いでいるのは俺ではないぞ。
俺の親父 水沢正樹(まさき)と、かなみ姉の父親である直文(なおふみ)さんだ。
全く、騒々しいといったらありゃしない。
「・・・・・・」
はぁ、と無意識のうちにため息が出た。


いつからかは知らないけれど、俺の親父と、直文さんはとても仲が良く、年越しはいつも両家が集まり過ごすことが習慣になっている。
まあ、年越しだけでなく、急に集まることも多いんだけどな。
ちなみに今回は、俺の家での開催だ。
「・・・・・・」
しかし、それにしたって騒がしい。
いつも以上に騒がしい。
「ぐわはははは!」
何でここまで騒がしいのかといえば、かなみ姉が今年二十歳を迎えて、一緒にお酒を飲めるようになったからだろう。
ましてや、かなみ姉は俺から見ても結構な美人だ。
そんな若いお姉ちゃんの酔った姿を見つつ、酌をしてもらい飲めるのだから、いつも以上に騒いでしまうということも理解できなくはない。
まあ、暴走しても、親父の隣に座っている俺の母さんがなにか措置を取るから、心配はないだろうけれど。
俺も、なにかあったらラリアットかましてやろうと思う。
「・・・」
「・・・むむむ・・・」
それにしたって、こっちは暇である。
うちの親父と母さん、かなみ姉の両親である千夏さんと直文さん。そしてかなみ姉という、成人グループは向こうのダイニングエリアでアルコールを飲みつつ談笑している訳だけれど、
すっかり蚊帳の外的になってしまった俺と勝美は、テレビを見つつ柿ピーを食って時間を過ごすしかなかった。
俺が座ったソファーのすぐ隣に座っている勝美は、ぴっぴっ、とリモコンをいじりチャンネルを変えている。
変えたチャンネルの中には、紅白やK1などといったメジャーな番組もあったようだが、勝美は気にも留めない。
「面白い番組ねぇんだよなぁ・・・」
勝美は面白くなさそうに呟くと、テレビの電源を落とした。
それと同時に、後ろのほうから、うちの親父と直文さんの笑い声が聞こえてくる。
暇そうな勝美とは裏腹に、向こうは思いっきり楽しんでいるようだ。
「まあ、そんなもんだ」
そう答えつつも、柿ピーがよそられている木皿ごと腕の中にキープ。柿ピーをふもふもと食う。とりあえず食う。
うむうむ、うまい。
「おい、聞いてるのかよ?」
「ああ。一応な」
そう答えるものの、視線は勝美のほうを見ていない。
テレビのほうを見ているわけでもないし、雑誌や本を読んでいるわけでもない。
体をソファーの正面から、マイナス60度ぐらいずらして見ている先は、向こうで親たちと飲んでいるかなみ姉だ。
「・・・・・・・・・」
頬がほどよく赤く染まり、とろんとした目、仕草、それらがなんというか、なんというか。
やばいぞ、非常にやばいぞ。
きっと、こんな状態のかなみ姉を街に出したりなんかしたら、即持ち帰られてしまうだろう。
あまり積極的に断ることが出来ない優しいかなみ姉のことだから、いいように騙されて・・・・・・
ああ!もう想像しただけで腹が立つ!
「・・・・・・」
バリバリボリボリバリバリボリボリボリ
と、今までの1.5倍ぐらいのペースでひたすら柿ピーを食っていく。
「おーい、きいてんのか?タカシ?」
そんな勝美の声も聞こえてこない。
かなみ姉が悪の男たちに食べられてしまうと思うと、柿ピーたちを食べずにはいられない。
食う、ひたすら食う。こんでもか、というぐらい食う。
しかし、次の一手があるはずの柿ピーたちに当たらず、空を切った。
「あり?」
思わず、視線を下に下げると、手に持っていたはずの木皿がない。
その代わりに、次の瞬間、頭の中をバシッという音と衝撃波が通り過ぎた。
飲み込みきれていなかった柿ピーが鼻のほうに上がりそうになる。
「ぐっ・・・!」
なんとか、むせこみそうになるのを何とか抑え後ろを振り返ると、木皿を手に持った勝美が呆れたような表情をしていた。
「なにをする」
軽く勝美をにらむ。
「なにをする、じゃねえっての」
勝美は俺のにらみを意に返さずそう言うと、はぁ、とため息をついた。
「あのなぁ、姉貴が美人なのは分かるがよ、見過ぎなんだよ。つーか睨んでたな、絶対」
そして今度はベシッ、と額にデコピンをしてきた。
またもや衝撃波が頭部を駆け抜けていく。
「痛いぞ、勝美」
「つーか、ビデオでも借りに行こうぜ」
「そうだな、行くか」


勝美はマウンテンバイク、俺は普通の自転車で、近くのレンタルビデオショップまで向かう。
真冬の空気が肌を刺す。
空には、綺麗な半月が浮かんでいた。
「寒ぃな、なんとかしろよ、タカシ!」
「無茶を言うな、勝美」


DVDを数枚ほど借り、コンビにで寄り道してから家路に着いた。
勝美は、ロマンティックな恋愛ストーリーとヒューマンドラマを借り、俺はカーアクションと時代劇の映画を借りた。
きっとクラスメイトからすれば、男勝りな勝美が、恋愛ストーリーなんてものに興味を持つなんて想像できないだろう。
勝美は、性格からすると、ボクシングとか、サッカーとかバスケットとかが似合いそうな気がするのだ。
でも、実は勝美が乙女ちっくで、恋愛の話が大好きなのを俺は知っている。


ただいまー、と言い家に戻ってくると、ぎゃーぎゃー騒いでいると思った親父たちの声が全くしなかった。
「やけに静かだな。さてはもう寝たか?」
勝美はそう言うと、一足先にリビングに入っていった。
さては、親父たち酔い潰れて寝てしまったな?
今日のピッチは早すぎだったような気がするし、そうだとすると潰れるのも分かるな。
そんな事を考えつつ、一足遅れてリビングに入ると、キッチンで皿洗いらしきことをする母さんが姿が見えた。
勝美は、ダイニングテーブルの上にコンビニから買ってきたものを出しながら、母さんと話をしている。
「なんだ、やっぱり酔い潰れたのか?」
「そうみたいだな。父さんたち寝てるってさ」
母さんか勝美かどちらかに答えをもらうことを期待して聞くと、勝美が先に答えた。
やはり、そうか。
それにしても、酔い潰れるなんて珍しいな。やはりかなみ姉効果だろうか。
勝美の隣に立って、コンビニ袋から出したペットボトルの飲み物に手をつける。
新しく入っていた、新作の「カロリーゼロ 微炭酸 レンモンティー」とかいうやつだ。
「姉貴に頼んで、酌をいっぱいさせたんだと」
あー、なるほど。きっと、「煩いから、早く潰そう!」とか思ってかなみ姉頼んだんだろ。
今日の騒がしさは異常だったからな。
「・・・・・・?」
それにしても微妙な味だな、この新作。なんか舌に残る。
で、かなみ姉はどうしたんだろ?と、リビングのほうに視線を向けると、ソファーの背中からちょこんと頭が見えていた。
静かにソファーに近づいて、すこし離れたところにそっと腰を下ろす。
するとかなみ姉は、いつもより数段遅いペースでこちらを見ると、にこにこと笑顔を浮かべた。
頬は赤く染まり、目はとろんとして潤んでいる。
色っぽいというのだろうか、なんか、胸がどきどきしてくる。
「かなみ姉、大丈夫か?なんかずいぶん飲まされてたみたいだったけど」
「・・・・・・」
かなみ姉は俺の問いかけには答えず、ぽんぽんと自分の隣あたりを叩いた。
どうやら、もっと近くに寄れ、という事らしい。
少しだけ腰を浮かして、かなみ姉の隣に移る。
いつもとは違うかなみ姉の態度に心臓がばくばく言ってしまう。
どうしたの?という視線とともにかなみ姉を見ると、何の前触れもなしにかなみ姉が胸の辺りに抱きついてきた。
「・・・たかしくん・・・」
背中に腕が回されて、ぎゅー、っと抱きつかれる。
に"ゃ!!
突然の事態に背筋がピンとなった。
「か、かなみ姉・・・・・・」
か、か、かかか、か、かなみ姉の匂いがする・・・!
あぁ、もうこれだけで頭がふやけそうだ・・・
いいよな?抱きしめてもいいんだよな?抱き寄せてもいいんだよな?
だれに問うわけでもなく頭の中で問い、そっとかなみ姉の背中に腕をまわして、軽く抱き寄せた。
少しだけ、俺の背中に回されたかなみ姉の腕にも力が入る。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
なんかもう、幸せです。
言う事が全くない。
年末にかなみ姉に抱きついてもらえるのは俺ぐらいだ!どうだまいったか!かなみ姉を狙うちまたのやろうども!!
にゃははははは!どんなもんだ!
「こんの!バカタカシ!!」
そう聞こえた刹那、衝撃波が頭部を貫いた。
そして、ゴスッという音。
後に残るは、頭のぐわんぐわん。
「いでっでで・・・」
かなみ姉から手を離し、首を捻ると、勝美が半球形に凹んだティッシュ箱を持ち、怒りの形相で仁王立ちしていた。
「何をする」
「何をするじゃねえ!何姉貴に手出してんだよ!」
がー、と牙をむく勝美。
それなりの迫力だろうが、長年見ている俺としては大したこと無い。
「何を言う、手を出したんじゃない。かなみ姉が抱きしめてください、と言わんばかりにアプローチしてくるからそれに対応したまでだ」
「屁理屈はいい!」
次の瞬間、ベコリとまたティッシュ箱が凹んだ。
どうすんだよ、そのティッシュ・・・


その後しばらく、かなみ姉は勝美が何を言っても俺の背中から腕を解かなかったが、
俺が耳元で、「また、後でね」とささやくと、するっ、と腕を解き、にっこりと笑みを浮かべた。
アルコール最高!!かなみ姉最高!!
まあ、その直後、何をした!と誰かさんにまたティッシュ箱で殴られたわけだが。
だから、どうすんだって、そのティッシュ!
まあ、問題はさらにその後だ。
かなみ姉を俺のベットに寝かせ、へそを曲げてしまった、勝美嬢をの機嫌をとる為にそうとう四苦八苦した。
なんで、「人でなし!バカバカバカ!出てけ!ご−かんま!痴漢男!」とまで言われないとならんのだ?
まあ、暴れる勝美をなんとかなだめて、
勝美が提案した、「今度、県庁(所在地)に出て、買い物に付き合う(食事費はタカシもち)」という不条理な案でおちついた訳だけれども。
まったく困ったものだ。


そして今、そのさっきまでぎゃーぎゃー騒いでいた勝美嬢は、暴れるのに疲れたか、俺の肩に体を預け、こっくりこっくり、と船をこいでいる。
映画を見て、眠くなってしまったらしい。
「・・・・・・」
俺の借りた、スローテンポの時代劇の映画を見ようと言うからこうなるんだぞ?
そう思って勝美をみるが、可愛い表情で眠る姿に何も言えなくなってしまう。
いつもは男勝りで、女らしい行動はなかなかしないが、こうやって見ると女そのものだ。
頭をそっとなでると、「ぅ・・・ん」とすこしだけ身じろぎした。
まあ、映画を見終わるまでこうしててあげるか。
なんか背中から、くすくすといった笑い声と共に、視線を感じるけどな。

今年も一年、ありがと、勝美。

2006年12月27日 水曜日

Engineering Test Satellite VIII and H-2A

H-2Aの打ち上げに歓喜していた私ですが、
なかなか、こういった類の感動を他人に伝えるのは難しいものがあります。

そもそも、H-2Aロケットがどれだけの大きさなのか、ニュースの映像や説明を聞いても、ピンとは来ないでしょう。
それに、ニュースの打ち上げ映像を見ていると、あまりH-2Aは大きく見えない。
私も実際、どれぐらいの大きさなのか数値では知っていても、あまりに値が大きすぎる為かよく分かりませんでした。
まあ、それはきっと近くに比較対象が無い為だとは思うのですが。


(打ち上げを控える H2A 11号機)
画像提供:JAXA


ですが、次の写真を見てもらえれば、H2Aの本当の大きさに気づいてもらえると思います。



(白いのが固体ロケットブースタのSRB−A。奥に見えるオレンジ色はH2A本体)
画像提供:JAXA

こうやって、人と比べてみると、相当大きいです。
しかも、この白いSRB-A一機には66tもの推進薬が詰まっています。
それを4機同時に噴射させ、H2Aを空へと持ち上げるわけですから、その推力といったら簡単に想像できるものではありません。

そして、その暴れ馬とも呼ぶべき莫大な推力を制御し、的確な場所へ衛星を導くわけですから、
まさに神業であります。

2006年12月26日 火曜日

「あの...出来ちゃった...」 「何がだよ?はっきり言ってみろって(苦笑」  「...彼女が」 (とある男と男の会話(脳内))

みなさん

メリークリスマス!!!(Merry Christmas!!!)



え?遅いって?
気にしない気にしない。たった1日でしょ?


先日、Shinkansen(新幹線)を使って、Dangan(弾丸)の如く地元(北東北)に帰ってきた私ですが、
足(移動手段)が無いので、実家で缶詰状態。
車は無し(両親によって使用中)、自転車(FRD-300と通勤ちゃり)は向こう(関東)に置いてきたまま。

全く、暇で暇で仕方が無い。
小説を書け!と言われそうですが、どうも、頭が固着し過ぎてきた為か頭の回転が悪い。


んで、私は昨日の、友人曰く
「日本が一番揺れる日」
らしい、クリスマス(&イブ)を、例年と変わらず家族と共に過ごしたのでした。
まあ、親父殿は、銀色の玉がガシャガシャ舞ったり、500円玉ぐらいの金属貨をわさわさと吸われるところに行っていたらしいですが。


フリーで自由な私にとっては、友人曰く「日本が一番揺れる日」であるChristmasなんぞ通常の1日に過ぎないので、
若干「わーい、豪華な料理だー!」なんて思いつつも、特に何も無く過ごした訳ですが、
今年の私は大人であります。

「彼女欲しいなぁー」
とか
「ちっ、恋愛ブルジョアめ」
とか、
「クリスマスなんてな、くりすますなんてなぁ・・・くっ!チキショー!」
とかとは騒ぎません。

たとえ、若干、少しぐらい、多少は思っていないことは無くとも、それらの感情を、
超高圧コンプレッサにかけ、内壁にアルミライナを張り巡らせた複合材70Mpa超高圧タンクに貯蔵するわけです。
(※ 70MPa級の超高圧タンクは、主に気体水素用で、まだ研究段階のものが多く本格的には実用化されてません。一般的なのは35MPa級)
いつか、それらの感情を大量消費出来るときを夢見て。

なので、私にとってクリスマスは、ただの平凡な一日であります。

単調で、すべてが繰り返されて見えるようで、

平凡で、

いつもと同じ一日。


そうおもうと くりすますもきっとわるくない

さあ、気を取り直して!

() を無駄なほど多用し、日本語的に変な上記の日記は置いておきましょう。
次からは、まともな日記に推移します!

ETS-VIII

打上げからしばらく経ってしまいましたが、

H-2A 11号機 打上げ成功!

天候不順で1度延期し、今月18日の午後3時32分に打ち上げたETS-[搭載のH2A204型機ですが、
ついにやった!という感じですね。

日本の歴史史上最も可能ペイロード重量が大きいタイプのH2Aということもあるのですが、
ETS-[の企画がJAXAページ上に上がっているのを見た数年前から、待ちに待っていただけに、
打ち上げ成功の報告は、嬉しくて嬉しくて仕方が無かったです。

打ち上がるH2A F11
(打ち上がる ETS-[を載せた、H2A 11号機)
画像提供:JAXA

その打上げを、リアルタイム見れなかったのが残念だったのですが。
というか、NHKも民法もそうなのですが、H2-A関係の放送があっさりし過ぎです。
国家プロジェクトでやっているのだから、もうすこし大々的に報告したらどうなのだろうと思います。
(Yahoo!動画には、ETS-[について、詳しく解説したビデオがありました)

そして、そのH2Aで打ち上げられ、分離されたETS-[ですが、
今までに、数回のポアジエンジンの噴射を行ない第一、第二、第三、第四トランスファー軌道と軌道を移し、
今では静止軌道上に乗る一歩手前のドリフト軌道とよばれる軌道に載っています。

そして、今日、大型展開アンテナであるLDRを、受信側と送信側を共に展開し終えました。


(画像提供:JAXA)
JAXAプレスリリース
 技術試験衛星VIII型「きく8号」の大型展開アンテナの展開結果について


あとは、ドリフト軌道から、静止軌道へと移り、機器のテストを経て運用に入るわけですが、
問題なくスケジュールをこなして欲しいものです。

2006年12月17日 日曜日

秋葉原!

今週も、というか昨日、秋葉原に再び行ってまいりました。

今回は、高校時代のクラスメイト兼親友に案内をしてもらいました。
その案内してくれた彼ですが、格好はともかく中身はぜんぜん変わってなかったです。

今回は、ドナル ケバブの店の店員に捉まったり、ゲームセンターでやわらか戦車を引っ張り落とすために大枚をはたいた、とかいろいろあったのですが、
この件に関してはまた後で報告したいと思います。

PowerShot S60にて

brilliant azure

タイトルを直訳すると、(おそらく、)華麗な空色。

で、これが何かといいますと、PS2版 「夜明け前より瑠璃色な」のOPテーマ(おそらく)であります。

TVアニメ版の夜明け前より瑠璃色な(以下 あけるり)は、歴史から抹消されそうなほど巷での評価が悪く、
なんでそこまで評価が悪いんだ?と思いましたが、
オンエアを見てやはりなと思いました。

「これはひどい」

もう、AUGUSTの面々が可哀想で仕方がありませんよ、もう。
予算がなかったのか何なのかは分かりませんが、もうちょっと丁寧に作ってほしかった。

で、思ったわけです。
TVアニメはいいとして、PS2版あけるりは、さすがに吹っ飛んでいないだろうと。
そして、まあ、PS2版あけるりをインターネットで調べて、デモムービーをダウンロードして再生みまた訳ですが、
曲がすごくいい。

照らし合う 全てのもの〜 美しく魅せる瞬き ah future world〜

と始まるのですが、ぬける様な高音が魅力的で、知らず知らずのうちに聞入ってしまいました。
思わず、CDのフルバージョン+高音質で聞いてみたいと思ったのですが、その時点ではPS2版あけるりも、CDも出ておらず、諦めるしかありませんでした。

ですが、先週秋葉原に行ったとき、某メディア系の中古を主に扱うフロアで、ちゃらららー♪、とかかっていたので、
店員さんに、ありますか?と聞いて、品をチェックしたばかりの中古品をゲット。

下弦の月

他の店舗では、新品で買うと特典がついてくる、という形で販売していたので、一瞬新品を買ったほうがよかったか、とは思いましたが、
まあ、買ってしまったものはしょうがない。若干安かったしいいか、と言うことでまとめた訳です。

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brilliant azure
作詞:Ran Mineco 作曲編曲:DJ SHIMAMURA ボーカル:ちっち
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照らし合う 全てのもの
美しく魅せる瞬き ah future world
創造されてきた 無数の紺碧
深い闇に 咲ける輝き
閉ざされた中の孤独と願い
静かに一筋の光が今流れ出す
ah 柔らかい旋律を 奏でよう 天を仰いで祈りを捧ぐ
蒼に浮かぶ今 億千の記憶
優しく包む光まとい ah future days

伝説の起源 儚いゆめから
永久(とわ)の風に 重い柄を選ぶ
目覚めはじめだす とばりの奥から
静かに一筋の光が今流れ出す
ah 柔らかい旋律を 奏でよう 天を仰いで祈りを捧ぐ
星の調べ舞い 月の鐘響く
遥か彼方へ真実(まこと)求め ah future days

強く引き寄せあう ah運命
永く探し求めた時がくる
ah 終わらない物語 奏でよう 伝え語らい めぐりめぐる
蒼に浮かぶ今 億千の記憶
優しく包む光まとい ah future days

強く引き寄せあう ah 運命
永く探し求めた時がくる
星の調べ舞い 月の鐘響く
美しく魅せる瞬き ah future world

future world



(c) ARIA/HOBiRECORDS
-------------------------


とまあ、歌詞はこんなものなのです。
まあ、歌詞で示されても、まったくわからないとは思うのですが。
きっとこのサイトを見てくれている人は、インターネットに繋がっていると思うので、
機会があれば、PS2版 夜明け前より瑠璃色な のHPに行って、ダウンロードしてみてください。

2006年12月14日 木曜日

多画素化するデジタルカメラ

最近、1000万画素クラスのデジカメがお目見えし始め、
700万画素があたりまえ、という時代になってきましたが、ここでひとつ忠告しておきます。


画素数=画質ではない


たしかに、画素数が高いとインパクトがあることは確かですが、最近の多画素化は明らかに無駄のの域に達してしまっている。


この前、キャノンのIXY 900ISのサンプル画像と、私のPowerShotS60 のノイズレベルを比べてみたのですが、感じ的にはほぼ同等でした。
900ISは最新機種ということもありISO1600まであげられるのに対して、S60はISO400までしか感度をあげられないので、そこまでの比較だったのですが、
IXY 900ISを購入しようとしていた私にとっては、ショックの何者でもありませんでした。

片や最新の画像処理プロセッサ DIGICVを搭載した、710万画素 CCD。
片やDIGIC搭載の数年前の500万画素 CCD。

ぱっとみたら、誰だって最新の710万画素のほうが画質がいいと思うに違いない。
ですが、そうとは限らない。
IXY 900ISのCCDサイズは1/2.5インチ。
私のS60のCCDサイズは1/1.8インチ。
もちろんのことながら、1/1.8インチのほうがCCDサイズが大きいことになります。

そして、センサーサイズが大きいほうがノイズ耐性がいいことは、デジタル一眼レフが実際に証明しています。

ISO1600まで撮影可能と謳うのにもかかわらず、ISO400で S60のISO400とほぼ同じノイズレベル。
贔屓目に見たとしても、ISO800=S60のISO400でしょう。
もし、S60でRAW撮影をし、PhotoshopCSで現像したとすれば、間違いなく、ISO400の撮影より、S60のISO400で撮影したもののほうがきれいに写ります。


おそらく、消費者へのインパクトと多画素CCDの共有化による低コスト化を狙って、IXY900ISに710万画素CCDを載せてきたのだとは思いますが、
1/2.5インチ 500万画素CCD +DIGICV+IS(手振れ補正)+28mm広角レンズという組み合わせだったら、いったいどれほどのメリットが生まれたことか・・・

2006年12月13日 水曜日

TOPページ

久しぶりにTOPページの画像と、壁紙を変更しました。
薄い青色がやわらかいソフトな味を出していると思うのですが、いかがでしょうか。
ちなみにTOP画像は昔に、管理人自ら撮ったものです。


EOS D30 + TAMRON 28-75mm F2.8 XR Di MACRO
F3.5 1/250 75mm ISO100 フラッシュなし

私の愛用のデジタル一眼レフですが、2000年10月の発売から、すでに6年経っています。
ノイズに関しては、今でも最新のコンパクトデジカメに天と地の差をつけて勝てるのですが、
如何せん、画素数が足りない。
あと、起動速度と、書き込み速度がどうも。

EOS D30系統は、
EOS D30 (2000年)
EOS D60 (2002年)
EOS 10D (2003年)
EOS 20D (2004年)
EOS 30D (2006年)
と発売されてきたものなので、私のD30はついに4世代前ということになります。
センサーも今では、800万画素。

もうそろそろ、30Dに買い変えたいなぁ、と思う今日この頃です。
本当は、5Dのほうがいいのですが、予算がねぇ・・・

秋葉原っ!

昨日の日記に書いたように、先週の土曜日、秋葉原に行ってきたわけですが、
もう、「るーるーるー」でしたよ。

そもそも、今年中には、というか秋葉原に行く予定は全く立っていなかったのですが、
3週間ほど前、私が友人たちに「秋葉原にでも行かないか?」といったのがきっかけでした。
このときは、あまり本気にはしておらず、半ば冗談だったのですが、
友人二人が乗り気になりまして、気が付けば計画実行が決定されていました。

ですが、ここで問題発覚。
田舎出身の私はもちろんのことなのですが、友人二人も秋葉原という街には行ったことが無いようなので、
全く街の情報が無し。
電車とかどうすんの?どこで乗り換え?いくらぐらい掛かるのさ?
昼飯は?どこら辺に店とかあるの?
といった疑問がわさわさと持ち上がり、(東京出身の)友人、ガイドブックなどの情報を頼りに計画を練りました。

結果、なんとかめどが立ち、先週の日曜日実行に移ったわけです。


出発駅を出たのが10時45分頃で、秋葉原駅に着いたのが12時半頃でした。
途中で2回乗り継ぎ、おおよそ2時間の時間が掛かったことになりますが、あまり疲れというものは感じませんでしたね。
人の多さにはとりあえず驚きましたが。

駅を出て、少し歩いたのですが、とりあえず、サプライズ!サプライズ!アメージング!
何がかっていうと、その街並みと店の数に。
インターネットでしか見たことの無い、高校時代からの小さな目標であったその街が目の前にあるわけですよ。
もう、心が浮きましたね。
わくわくですよ。修学旅行前夜的な気分ですよ。

んで、ぶらぶらといろいろな店を彷徨い、初めての秋葉原とやらを物色。
フラッシュメモリの安さに驚き、MP3プレーヤの安さに驚きと、周囲をきょろきょろと見渡し、
傍から見れば、田舎モノでしょうがそんなことは当の本人にとっては大したことではない。
あれやこれやと目をつけ、気に入ったものは買っていく。

おやつには、(東京出身の)友人に勧められたドナルケバブを頂き、なかなかおいしいな、と初めての料理に舌鼓。
口周りが油っぽくなるのがちょっとばかし嫌でしたが。
このドナルケバブ、友人に勧められたとき、どこかで聞いたな、と思っていたのですが、彼に言われてやっと気が付いた。
君が望む永遠で、水月がなんやかんやと言っていたことを。
そのゲームをしていた当時は、ドナルケバブがどんな料理か想像も出来なかったのですが、
現物を見て初めて、ドナルケバブがどんな料理か分かりました。



そして、3時あたりには、マルチメディア系の店に移動。
友人たちと、CDやらDVDやらゲームやらを物色し階を上がっていく。
それなりの数を購入し、店を出たのは4時半頃でした。
もうあたりは暗くなり始めていたのですが、道路の反対側あたりからなにやらどこかで聞いたような曲が聞こえてくる。
「〜〜〜♪〜〜〜♪」
友人二人をほっておき、磁石に吸い寄せられる鉄片の如く、その歌声に引き寄せられる私。
誰かアマチュアの人が、パフォーマンスでもやっているのかな?と思いましたが、
やけに声が原曲に似ている。
「?、?」
近づくと、女性の方から渡されるチラシ。
チラシには、Little Non の文字。

「・・・・・・」
瞬時に理解し、おもむろにカメラを取り出す私、なんのアーティスト?と首を捻る友人。
何を言う、「Little Non」のノゾミさんだぞ。
TVA版つよきすのOPを歌ってる人だぞ!抑えきれない衝撃なんだぞ!?しかもオプションでねこみみ装備だぞ!
とまあ、騒いだところで、彼らが知っているわけではないので、「あーだ、こーだ」と軽く説明。
彼らは、「なるほどね」という感じでしたが、
私としては、まさか3mあるかないかの至近距離で彼女の歌声が聴けるとは思ってもいなかった。
もう純粋に感動。

このときほど、S60のゲインアップ時のノイズをうらんだ事はなかったですよ、ええ。

「素直になれない」を歌いきったノゾミさんは、
「今度の土曜日ワンマンライブをやります!チケットはあと8枚です!」と言っていました。

うむ、宣伝活動も兼ねたパフォーマンスだな、と思い私らはその場を立ち去ったのですが、
感慨もひとしおでしたね。

その後は、アウトレット品の腕時計(Wave cepter WVA 400J)を購入し、駅前に移動。
すると、これまたどこかで見たような格好をした方がチラシを配っていらっしゃる。
どうみても、フィーナ姫の衣装だ。
この私が見間違うわけがない。
秋葉原最後の土産にと、フィーナ姫様(3D版)にすすすと近づき、さりげなくチラシをゲットし、ミッションコンプリート。



その後は、電車に乗り、今日一日の収穫に満足しつつ、乗り換え時間1分をも何とか乗り越えて帰ってきました。
夕食はまわるお寿司、と若干豪華に閉め、足が棒になった一日は幕を閉じたのでした。


秋葉原は一日で回れるものではないな、と思ったのと、
近いうちにもう一度行ってみたいな、と思いました。

2006年12月12日 火曜日

12月だっ!

ホワイトブレスの季節であります。
さむさむと思いながら日々をすごしておりますが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
私は、雪が見れないのが寂しいです。

というわけで、
地元の友人の「彼女出来た」騒動から復活した私が12月初の日記をお送りします。

Present by Asanagi

akihabara...

先週の日曜日、友人を引き連れ秋葉原に行ってきました!
はじめてみる景色に、ある種の感動を覚えっぱなしでした。
TVアニメ つよきすのOPを歌う、little nonさんの歌声を生で聴けたり(正確には、ノゾミさんの)、フィーナ姫の格好をしたチラシ配りの女性にあったりと、
もう、言葉になりませんでしたね。

秋葉原だっ!

詳しいレポートは明日にでもアップしたいと思います。

カンヅメの恐怖

先日、友人が我が家にやってきました。
とはいっても、こちらに出てきてからの友人で、地元にいたときの友人ではありません。

その日は、彼をはじめて家に上げたのですが、あまりにも急だったもので、
台所周りがごったごった(というか、昼食の食器がまだ片付けられてない)状態でした。
食器の類、に関してはご存知の通りかとは思いますが、ほって置くと結構臭いがします。
つまり、使った食器は比較的速やかにウォッシュし、乾燥させなければなりません。
ですがその日は妙に忙しく、というか友人の来訪が急に決まったので、食器を片付ける暇がありませんでした。
(正確に言うなら、友人と一緒の帰宅しました。)

友人を家に上げ、電気ファンヒーターと電気コタツの電気をいれ、間を見計らって食器の処理を始めました。
もちろん、友人を手持ち無沙汰にさせるのはあまり芳しくないので、話を交わしながら。

が!
それがいけなかった。
食べ終わったツナ缶の中にスポンジを突っ込み、キュッキュ、と回しながら洗っていると、
注意が逸れた瞬間、シカッとした痛みが小指に走りました。
もう、一瞬でわかるあれです、指カッティングです。

洗剤にまみれた指を温水で洗い流すと、きれいにスパッと切れた傷口が姿を現しました。
そして、血がつらつらと・・・

あーあーあーあー、
「やってしまったー」

絆創膏が無かったので、とりあえず怪我をした小指の第二と第三間接の間を輪ゴムで縛り、止血。
指先が壊死しないよう、適度な時間でで輪ゴムを開放し、出血が止まるまで放置。

越してきてから初めての台所における出血でしたが、一応、絆創膏と消毒薬ぐらいは買っておこうかな、と思いました。

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