2006年9月25日 月曜日

週初め

今日から、一週間がまた始まりました!
まあ、それがどうかしたか、という話なんですがね。

減量作戦イグニッション! vol2

しばらく体重計に乗ってないなー、と思って乗ってみると、予想はしていたものの悲惨な状態でした。
「プラス3kg・・・・・・」
一瞬目の前が暗く・・・とまではいきませんでしたが、軽くショックを受け、
まあ、夕飯いっぱい食べてしまったしな、と正当化しなんとかアンダー色を切り抜けました。


というわけで、夏ボケ解消も兼ねて、減量作戦再開!
パターンとしては、自転車で10分走り、体があったまったところで、ジョギング30分弱というまあ、普通といえば普通の運動内容です。
さて、1ヶ月ぐらい経つと一体どう変わるのか、無事完走できたら報告しようと思います。

7777Hits!

ついに7777Hit が出ました!
ゲッターは少年さん。
いやー、ろーかるろーかる。
アクセスカウンタの回りは悪いですが、一人でも訪問者がいる限り、いろいろ更新していこうと思います。

SS Vol3 シチュエーション 「男勝りなツンデレがエアコンをたかりにきたら」

朝、朝食も食べ終わりベッドに腰かけてゆっくり音楽鑑賞をしつつ昨日買ってきた漫画本を読んでいると、ダンッというドアが開く音と共に、
勝美がなだれ込んできた。
「エアコンたかりにきたぜ!」
とか言って。


「相変わらず急だな」
「涼しー、最高!」
メッシュ地のノースリーブの上着に、同じくメッシュ地のハーフパンツといった、今から何か運動部の練習ですか?的な格好をした勝美は、部屋に入ってくるなり、エアコン送風口の前に両手を広げて立ち、そんなことを言った。
女だと主張しているのは、人並みに育った胸と黙っていれば美人な顔ぐらいだろう。
言葉遣いといい、格好といい、非常に男っぽい。
身長も170センチ近くあるから、俺と5センチ程度しかが違わない。
「聞けよ!だいたい、エアコンなら勝美の”部屋”にもあるだろ?」
「やなんだよ電気代食うから。親にも地球環境は大切にせにゃならんと言われてるしよ」
勝美はそう言いながら、今度は扇風機前に移り、首ふりを止めて自分のほうだけを向けた。
「で、俺の部屋に来たと」
「まあなー。部屋ん中35度超えちまってな。さすがに暑くて限界超えちまった」
確かに、勝美の部屋は日当たりを重視したあまり、冬場は良いが夏は地獄だ。
35度を超えるとなると、少し動けば汗がブワッ、だしな。
「なるほどな。でも本当は俺に逢いたくて来たんだろ?」
にや、と笑い勝美を見やる。
「ばーか、何言ってんだ。何でアタシがお前と顔を合わせるために来ないとなんねーんだよ」
「そう言う割には、少々顔が赤いようですが」
「うるせー!暑いからだ!」


※某スレッドに投下したもの

SS Vol4 シチュエーション 「ツンデレに、お前ってズレてるよなって言ったら」

暑い。とりあえず暑い。なんでこんなに暑いんだと思うぐらい暑い。
じー、じー、じー、と窓の外からセミの鳴き声が聞こえてくる。
時折、風がちりんと風鈴を鳴らすけれど、正直、あまり涼しくはない。
じーじーじー・・・じーじーじー・・・
「・・・」
あまりの暑さにアイスが食べたくなった。


自転車にまたがり数分、近所の駄菓子屋に足を運び60円のアイスを3つ買った。
買ったうちの一つ食べながら、帰り道、近くの川を通りかかると、川にもぐり銛を持って魚を取っている見慣れた後姿があった。
思わず、自転車を止める。
黒く長い髪が水面に浮き上がってくる。かなみ・・・だ。
自転車にスタンドをかけて、川に下りるとかなみがこちらに気がついて手を振ってきた。
「あー、タカシー!」
取ったばかりの魚をバケツに入れて、川岸に上がってくる。
「ほら、結構取れたんだよ!すごいでしょ!?」
かなみはそう言うと、バケツの中を見せてみせた。
20cm近い魚が10匹以上はいるだろうか。
「一杯取れたなー!こんなに食えるのか?」
「ご近所さんに配ったりしたりね。結構食べるわよ。あ、でもタカシにはあげないから」
かなみは笑いながらそう言うと、近くの大きな石に腰を下ろした。水に濡れた黒い髪が、つややかに光る。
「ナニソレ?俺も近所だろ?」
「あ?何買ってきたの?アイス?アイス?」
「って、スルーかよ!・・・まあ、ちょっと食べたくなってな」
「一個貰うよ」
かなみは俺の手から白いビニール袋を奪い中からアイスを取り出すと、封を切って食べ始めた。
返事をする前から封を切ってる時点で、確認を取る意味が全く無い。
「ひゃー、おいしい」
かなみは、首をすくめ目をつぶり言った。
「そうかい、そうかい」
俺も、ほおって置くと溶けてしまうので、残った一つを頂く。
本当は、冷蔵庫にでも入れて後で食べる予定だったんだけど・・・まあいいか。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
川のせせらぎの音が耳に届き、水面に太陽の光がきらきらと反射する。
木々や草木は深い緑色にそまり、風を受けて時折緩やかに揺れ、
セミが夏を示すように鳴き、透き通るかのような青が空を覆う。
夏だな、と思った。
「かなみって、ちょっとズレてるよな」
アイスが枝だけになった後、俺はかなみにそう言ってみた。
「どこら辺がよ?」
ちょっときつめの視線が帰ってくるが気にしない。
「魚を銛で取るし、山行って栗とかキノコとか、山菜とか取ってくるし、髪も染めないし、街にもあまり出ないし」
クラスの女子とかは、街に行って映画見てきたー、とか新しいファッションの話とかでもちきりだったりするのだけれど、かなみに関してはあまり聞いた事がない。
すると、かなみは
「いいじゃない、別に。私はこの自然が大好きなんだから」
と答えた。
そして笑顔をみせてこちらを向くと、付け足すように、
「タカシは大嫌いだけどね」
と言った。



季節はずれでも気にしない。
というか、これはツンデレじゃない!デレツンだ!
意味わからない人は挙手してね。

SS Vol5 シチュエーション 「ツンデレになんでお前ってそんなに可愛いの?と言ったら」

「タカシー!早くしろよ!!遅れるだろ!?」
玄関先から、騒ぎ立てる勝美の声が聞こえてくる。
「わかった、分かったって!」
その声に荒っぽく返事を返し、持ち物を確認する。筆箱、ケータイ、課題のプリント・・・、よし。
「おーい!先に行くぞ!」
「ちょっと待ってろっての・・・!」
どたどたと転がるように階段を降りて、外に出ると、勝美が不機嫌そうな顔で立っていた。
「遅い!」
「遅くないわっ!・・・ったく、遅いって今何時だよ?」
「7時40分」
悪びれもなくそう言う勝美。
ちなみに、学校までは徒歩15分程度です。じとー、とした視線で勝美を見る。
「・・・」
「・・・なんだよ?」
「なんだよ、じゃないっての。勝美、早すぎ。そんなに早く学校に行ってどうするつもりだ?」
「どうだっていいだろ?別にタカシが気にする事じゃねえよ」
ぷい、と背中を向け、先に歩いていってしまう勝美。
慌てて追いかける。
「大体、昨日の朝、『お前なんかとは二度と一緒に登校なんかしねえ!!』って教室で騒いでただろう?」
昨日は、たまたま登校のピークの時間帯に登校して、クラスメイトの連中にちやほやされてしまった。
「ぐっ・・・」
「まさか、みんなに見られないように朝早く来たんじゃないだろうな?」
「ば、ばか!んなこと・・・あるかよ!」
顔をまっかに染めて顔をそらす勝美。それが肯定を表していた。
「勝美」
そう呼んで、さり気なく勝美の手を握る。
「ななな、なんだよ!?」
勝美がこちらを振り向く。
その動揺に潤んだ瞳を見つめて、俺は言った。
「なんで、お前ってそんなに可愛いの?」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
勝美が目をパチクリする。そして、俺が言ったことが理解できたのか、その後勝美の顔が一気に沸騰した。
「ば、ば、バカヤロー!なななな、何言ってんだよ!!べ、別にな、俺はタカシにそんな事言われたって、うれしくなんか・・・」
顔を真っ赤にし、そこまで一気にまくし立てると、もごもごと口ごもる勝美。
耳先まで赤くして、俯いている姿なんか、もう可愛くて可愛くて仕方が無い。
夜だったら、即持ち帰りだな。
いや、普段の勝美も可愛いと思うけどな。
「・・・・・・」
「・・・・・・」
「・・・・・・」
そっと、勝美の手を握る。
そして、勝美が顔を自然に上げた頃、俺は言った。
「勝美・・・好きだよ」



最後キザっ!

2006年9月20日 水曜日

のー!

久しぶりの更新となりました。
1ヶ月と半近く、何をしていたのかというと、

普通車一種の免許取ってた!

そして、さる9月4日、免許センターに行き無事合格してきました。
小学生の頃から夢に見続けた車の免許。
ああ、ついにやっと、という感じでした。

もう、関東圏に戻ってきたので、しばらく車を運転する事は無いと思いますが、
機会があれば運転して、感覚を忘れないようにしたいです。

更新更新!

最近、あまりにも更新していない為か、カウンタの回りが鈍くなってきたので、
日記は最低週に2回は更新できるようにしていきたいと思っています。
もちろん、小説のほうも忘れませんが。

SS Vol2 シュチュエーション 「後輩 二人乗り えっちな本」

お題作成機回したら出てきました。



「プリントの閉じ方でも頼むな」
そう言ってきたのは、現生徒会執行部顧問の田中先生だった。
「執行部で使うから。印刷室に閉じる分のプリントがもう置いてあるからよ」
「あ、ちょ・・・」
「じゃあなー、俺、職員会議あるからなー」
こっちに言い訳を許す間も与えず、田中先生は一方的に言うとにやにやと笑い、書類をひらひらと振りながら職員室から出て行った。
「・・・」
なんてこった、こうなるんだったら、提出期限ぎりぎりにレポートを出すんじゃなかった。
もうちょっと早く提出していたら、田中ティーチャーに目を付けられる事もなかっただろうに。
「あ"−・・・」
"元"生徒会執行部にたかるな、コラ。


印刷室に行くと、意外でもなんでもないが"現"生徒会長の碓氷ちなみがいた。
「お、碓氷じゃないか」
「あ・・・タカシ先輩」
ずらりと並ばれ、積まれたプリントの前に立ち、すっすっ、と一枚ずつプリントを取りつつ、碓氷はそう答えた。
てっきり、一人きりで大量のプリント閉じをやらされると思っていたのだが、どうやら山田先生もそこまでは鬼ではなかったらしい。
それにしても、俺があのタイミングで職員室に顔を出さなかったら、これを全部碓氷に閉じさせるつもりだったのか?
やっぱり鬼か。
「何か用ですか?用が無いなら帰っていただきたいのですけど」
「ま、それがあるんだな。田中先生にプリント閉じしてこい、って言われてな、んで来たわけ」
碓氷はちらりとこちらを見た。
あまり表情を表に出さないタイプだが、何かを言いたそうな顔をしているのがわかる。
「別に、タカシ先輩に頼らなくても、私で処理できる量ですよ」
パチン、とホチキスでプリントを留めつつ、碓氷は言った。
一人で処理できる量だとは思えないのだが。
「・・・そうかい、そういかい。でもな、田中先生に仕事を任されたてまえ、やらないわけにはいかないんだよ」
「・・・」
「それに、碓氷の顔も見たいしな」
にこっ、と笑顔を浮かべる。
「うぅ、気持ち悪いです」
いつものことだが、ちょっとショック。
「まあまあ、そう言わず」


という訳で、6時を回って少し経った頃、なんとか全てのプリントを閉じ終わりった。
1時間半ぐらい閉じ続けたことになる。
「・・・やっと終わったな」
備え付けのパイプ椅子にどかっ、と腰を下ろす。
「このぐらいで疲れるなんてだらしない先輩ですね」
「まあ、それを言うな」
目の前には、ついに全部閉じられたプリント。
よく2人でここまで閉じたものだ。
ぐだー、と体の力を抜くと、緊張感が一気にほぐれて、腹がぐぅ、と鳴った。
「・・・」
「・・・」
碓氷がこちらをみて、はぁ、と呆れたようにため息をついた。
「そうだ、碓氷、駅前になにか食べに行かない?せっかく大仕事も終えたんだし」
「・・・む・・・セクハラで訴えますよ」
「どこが!?」
「そのまま、ホテルに連れ込むつもりですね」
「しねーよ!」
怒鳴った。どんな発想だよ。
「・・・なんだっての、せっかく誘ってるのにさ」
「む、・・・タカシ先輩が連れて行ってくれるなら、考えないことも無いですけど」
「お、そうか。じゃあ、決まりな」


一足先に外に出て、駐輪場から自転車を回し、校門前で待ってると、小走り気味に碓氷がやってきた。
「じゃあ、行こうぜ」
「・・・カバンお願いしますね」
碓氷はそれだけ言って通学鞄を俺に手渡すと、いつものようにリアキャリアに横向きで座った。
碓氷の右腕が、俺のお腹にそっと回される。
「じゃあ、行くぞー」
そう言って、碓氷が座ったのを確認し、少し強めにペダルを踏んで漕ぎ出した。
秋めいてきた少し肌寒い風を切りつつ、学校からのゆるやかな下りをいつもより丁寧に降りていく。
道脇の水田では、稲穂が重そうに頭をもたげていた。
「なんだかんだ言って、碓氷って後に乗せてくれって言うよな」
「風が気持ち良いからです」
すこし間を空けて、碓氷はそう答えた。
「じゃあ、一人で乗れば良いんじゃない?」
「それは・・・疲れますから」
まあ、学校までが登りだからな。
「それだけ?」
「・・・それだけです」
碓氷は風に消えるほどの小さな声でそっけなく答えたが、ちょっとだけ回された腕に力が入った気がした。


マックで軽く食べて、本屋に寄り、駅前を通りかかると、私服姿のクラスメイトA 山田と遭遇した。
「お!タカシに碓氷ちゃん。デートですかい?」
「まあな。・・・っていでぇ!!」
背中に激痛が走り、何かと思い後を振り返ると、碓氷が不機嫌そうな顔で立っていた。
「山田さん、デートなんかではないです。私はタカシ先輩に頼まれて、嫌々帰り道に付き合っているだけですので」
嫌々、のところを強調し、いつも以上にツンツンな碓氷。
もうちょっと、なんとかならんか。
「?そうかい」
「そ、それよりどうしたんだ?私服姿で?」
さっきまでつねられていたところを摩りつつ、話題をなんとかそらす。
「おお、気になるかい?これはだな」
そう言うと山田は、ごそごそと鞄の中を漁り、白い紙袋に入れられた本を取り出す。
「隣町までわざわざ行って、買ってきたのだ!」
にやにやと薄ら笑いを浮かべながら、山田は本を高々くかざした。
その笑みから、山田が何を買ってきたのかが分ってしまう。
そうだ、俺と山田が休み時間中に女子の目につかぬように話をしていた、裏えっちな本!!
デンジャーデンジャーな中身で、文字に起こす事もできないというあれだ!
「これが例の・・・ふっふっふ、おぬしも悪よのぅ」
「いえいえ、お代官様ほどでは・・・がっはっは」
そんな事をしていると、背中から変な視線を感じ始めたので、山田と俺は何事もなかったかのように笑いを止め、
「んじゃあ、また明日なー」
「了解ー」
と言って別れる。
「さてと、じゃあ、帰るか。送ってってやるよ・・・っておいどうした?」
振り返ると碓氷が、むすっ、とした顔をしていた。
「どうした?」
「やっぱりタカシ先輩は変態です。えっちな本を読むなど・・・」
んなことは一言も言っていないはずですが。
どこで気がついた!?
「不健全です!生徒会長権限で、ていてい (停学) にします!」
「いや、ちょっとまて、本のの中身の事なんて何一つ言ってないぞ!というか、そしたら出席日数足りなくて卒業できなくなるわ!」
「ふん!」
ぷい、と顔をそらして、先に歩いていってしまう。
慌てて自転車を引っ張りつつ、追いかける。
「おい、待てっての。機嫌直せよー」
「・・・」
「碓氷ー」
「・・・」
「碓氷ってばー」


駅前から、無言のまま碓氷の後を自転車を引っ張り歩き続け、気がつくと碓氷の家の前まで来ていた。
いろいろ話しかけてみたのだが、全く反応は無く、何か一言二言答えてくれと切に思った。
「んじゃな」
自転車にまたがって、来た道をを引き返そうとしたとき、やっと碓氷が声を出した。
「今週の日曜日・・・」
「ん?」
「・・・・・・今週の日曜日、買い物に付き合ってくれたら許してあげます」
「日曜日は空いてるけど、・・・それってデートのお誘い?」
「違います!デートなんかじゃないです、タカシ先輩は単なる荷物もちです!映画とかなんかに連れてってほしくないんですから!」
素直じゃないねぇ、この娘。
「・・・荷物持ちね・・・まあいいか。じゃあ、いろんなとこ回ろうな」
「・・・時間に遅れたらただじゃおきませんからね」



-次の予定-
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