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2005年1月5日 (水曜日)

2005年 新年のご挨拶

あけまして、おめでとうございます。
昨年度もいろいろと駄文を読んでいただきありがとうございました。
今年も、さらなる技量アップを目指して、小説を書き続けていこうと思いますので、
今年も、よろしくお願いいたします。

          [ 2005年 元旦 ]

              あさなぎ

初売り。

もう2004年も終わってしまい、2005年に突入してしまいました。
あっという間の一年間でした。
きっと、こうやって年をとっていくのでしょう。
今年は、最低でも、危険物取扱の乙四と、第二種電気工事士の資格を取りたいと目論んでおります。
あと、今体重が67Kgあるので、62,3Kgに落としたいと思っています。

さて、前書きはいいとして、正月の1,2,3日あたりは初売り、と呼ばれる行事が各地で行われています。
通常の半値以下で購入できるものもあり、欲しいものがあった場合は、逃さないでゲットしたほうがいいでしょう。
しか〜し、前日の昼間あたりから並ばないと、基本的には買うことが出来ません。
大方の人が、安くても並ぶのが面倒、なので並ばないと思います。
しか〜し(またか)、管理人は暇人。
「やばいっ!これは早く並ばないと、取られる(買われる)!」
とチラシを見て思いつき、前日、つまり1月1日1330時から、並び始めました。
店の正面入り口に行くと、もうすでに1人が並んでいて、取られたか!?、と思いましたが、品が違うようで一安心。
この時点で、物が購入できること確実となりました。
でも、ここからが試練でした。
使い捨てカイロ、寝袋、毛布などを持参していったものの、だんだんと寒く冷え込んでくる夜に、眠ろうにも眠れず、
朝までそこらへんをぶらぶらと歩いたり、ボーっとすることで乗り切りました。
(この日の最低気温は-5度だったそうで、この日時点で今冬最低気温だったと思います)

翌日、2日の745時に、2番の私は、1番目の方の後ろにつづき、店の中に入りました。
温かい室内に思わず体も緩み、購入を目前にして頬もゆるんでしまいました。
759時になると、チェーンが解かれ、順番通りに引換券を貰いました。
その後、着物姿のレジのお姉さんに3万円を手渡し会計をし、引換所でサインをし、ブツを受け取ります。
「はい、こちらになります。これで、間違いありませんね?」
「あ、はい」
そう言われ受け取った紙袋の中には、間違いなく待ち望んでいたものが。
(くぅ〜〜〜!!!)
この胸の奥からこみ上げる、嬉しさ。
もう、最高でした。
たった、18時間並んだだけで、これほどのものが入手できるとは、思いもしませんでした。
疲れましたが、並んでよかったと思います。
で、買った品物ですが・・・

Panasonic NV-GS400K
これです。Panasonic NV-GS400K
今現在、パナソニック コンシューマ機のフラッグシップモデル。
http://panasonic.jp/dvc/gs400k/index.html
安くても9万円以上するものを、1/3の価格の3万円で買えたとはお買い得すぎます。

早速、試し撮りをしてみたのですが、画質の良さに驚きました。
昔、Sonyの8ミリを使っていたのですが、壊れ、ここ数年間全くビデオカメラに触っていない状況でした。
なので、8ミリの画質から比べると、考えられないほどの画質に驚いてしまいました。
ただ単に、シャープに映っているのではなく、色合いがものすごく綺麗。
さすがフラッグシップと言う感じがしました。
ですが、少々重く、しかも肩に乗せるタイプのものではないので、長時間とっていると上腕筋が痛くなることが判明。
まあ、慣れでカバーできる範囲なので別に構わないのですが。

あと、これを使っていく上で問題になるのが、どうやって撮影したものを保存するのか、と言うこと。
それは、また別の項目で。


他に初売りで安く売っていたものがあったので、買ってみました。
まずは、これ。
DVD-R(Maxell DR120ST.1P10S)とCD-R(PR80PC10S2)の山。
左側、山になっているのは、CD-R10枚入りパックの山。
(画面の端に半分だけ映ってるのは、昔からあったものです。)
で、その隣が、DVD-R40枚。
今回買ったMaxellのDVD-Rは国産なのでそれなりに安心して使えそうです。
気になったのが、DVD-Rのパッケージに、数量限定、とあったのですがどういう意味なんでしょうか。

ほかには、これ。
Canonの電卓。KC-20
Canonの電卓 KC-20。100円。
側面にキーホルダーとしても使えますよ、みたいな絵があったので、
キーホルダーとして使う事に。
小さいので持ち運びに便利で、いざと言うときに使えそうです。
スケルトンなのもなかなかクール。

NV-GS400Kで撮影した動画ファイルはどう保存するか。

パターン1 DVテープ
DVテープはかさばらないですが、テープが高く、ランニングコストが高い。
一本300円程度。

パターン2 DVD-Video(片面一層4.7GB)
DVD-Video化し、保存。
さて、ここで問題になるのがビットレート。
DV規格の25Mdpsを4Mdpsに落とし、保存。
これなら、120分のビデオを保存可能。
ただ、Mpeg2の4Mdpsは使い物になるのか?
それと、適当に撮りつづけた場合、ランニングコストがかかるのではないか。
一枚100円程度

パターン3 DVD (DivX形式で保存)
DivX形式でエンコードし、DVD4.7に書き込む方法。
ビットレートは、2Mdpsか、2.5Mdps、3Mdpsのどれか(の予定)。
オーディオはMP3の320Kdpsを予定。
解像度は、垂直解像度をそのままにし、水平解像度を補完し拡大する、856x480pixel
か、
水平解像度をそのままにし、垂直解像度を落とす、720x408pixel
前者だとGS400Kの能力を全て生かせるものの、動画画像サイズが大きくなり、2Mdpsだときつくなる。
3Mdpsなら大丈夫だと思うが、DVD4.7には180分しか入らなくなる。
後者ではGS400Kの能力を100%活かせない。が、動画画像サイズが720x408pixelの為、
2Mdpsでも実用に耐えられると思われる。これだと、DVD4.7に240分ほど入る。
両者とも画質と容量のバランスが難しい。
本当なら、856x480pixelの4Mdpsが理想だが、適当に友人や風景を取った場合、DVD4.7には120分ほどしか入らず、
それなりにランニングコストがかかる。

パターン4 HDDに保存
DVから抽出した動画ファイルをそのまま保存。
が、1時間で大体、10GBを超えるの巨大なファイルになってしまう為、200GBのディスクを使っても20時間しかもたない。
200GB HDD 16,000円程度

パターン5 MPEG圧縮し、HDD保存
DVから抽出した動画ファイルをMPEG2 8Mdps程度でエンコードし、そのまま保存。
1時間で4GB程度になるが、画質はかなりいいはず。
200GBのハードディスクでは、50時間ほど保存可能。
が、それでも少ない。


今のところ、パターン2と3で検討中です。



※ DVD4.7 = DVDディスクの片面一層 4.7GBタイプのこと
※ ランニングコスト = 維持費(?)
※ HDD = ハードディスクドライブ
※ DivX = 動画の圧縮コーデック 高圧縮が可能
※ MP3 = エムペグ1 オーディオレイヤー3 音声の圧縮コーデック (恐らく、)もっともポピュラーな保存形式
※ MPEG = MPEG1,MPEG2,MPEG4などいろいろとあるが、基本的には動画の圧縮コーデックをさす
※ dps = ビットパーセントセコンド(bit/Sec)の事。1秒間にどれだけのデータを使うかを表す。
※ Mdps = Mの単位、つまり、100万のの位。8Mdps=800万ビット/秒

読みきり小説 Ver1  ChristmasEveの夜

ChristmasEveの夜



「ねえ、雪降ってきたよ」
コタツに入り、布団を肩あたりまでかけてぼーっとしてると、窓から外を見た由香がそう言って、窓の外を指差した。
「そっか。通りで寒いわけだ」
さっきから、急に寒くなったような気がしたけど、日が暮れたせいかなぁ、と思って気にも留めなかった。
どうやら、寒くなったのは、雪が降ってきたせいらしい。
「積もると思う?」
窓の外を見続けている由香は、オレに背中を向けたままそう言った。
「う〜ん、どうだろう。これだけ寒いんだから積もるんじゃないかな」
冬休み中だからよかったものの、学校がある日に雪が積もったら、自転車通学できなかった。
「・・・」
「・・・」
オレも由香も何も話さない。本当に静かだ。
雪の降る音が聞こえてきそうなほどに。
立ち上がって、由香の隣に立ち、雪が降る様子を見つめる。
白く粉のような雪がひらひらと舞い降りていく。
遠くにある街頭を見ると、ぱらぱらと軽く降っている事が分かった。
「ホワイトクリスマス・・・だね」
由香が静かにそういった。
「だな」
「静かだね」
「ああ」
「・・・」
「・・・」
「・・・」
それっきり、黙ってしまう。
ふと、横を見ると、どこか遠くを見ている由香がいた。
去年、高校に入学したとき、一目奪われてしまった。
一目惚れというやつなんだろうか。
その彼女が、オレの隣にいる。
日ごろから話はしていたし、仲はかなりよかったけれど、まさか、
『クリスマス・イブの日、暇だったら一緒に過ごさない?』
とオレが粉砕覚悟で言った提案に乗ってくるとは思わなかった。
「どうしたの?」
由香がオレのほうをむいた。
どうやら、オレがずっと見ていたのに気がついたらしい。
慌てて視線を窓の外に移し、いや、なんでもない、と言う。
それに対して、由香はいつも通りに、変なの、と言った。
一体由香はどういう気持ちで今日、ここにきたんだろうか。
クリスマスイブの日に、二人きりで過ごすというのは恋人などでもない限り普通じゃないと思う。
「・・・」
「・・・」
「・・・」
「・・・あ」
由香が小さく声を上げた。
それは、オレが由香の方に腕を回したから。
「・・・・・・」
由香はオレのほうを見上げたけど、オレは目を合わさなかった。
窓の外で降る雪を見続け、由香の方に回した腕に少しずつ力をこめる。
「タカ・・・」
「・・・」
そうオレの名前を呟くように呼んだ由香は、肩の力抜くように寄りかかってきた。
それをしっかりと抱きとめる。
初めて感じる由香の体温。
なんともいえない感情に揺さぶられるのが分かった。
由香を離したくない・・・
「由香・・・オレと付き合ってくれるか?」
落ち着いたようにそう言ったが、心臓はかなりバクバクしていた。
落ち着かせようとしても、落ち着かない。
視線を感じて、顔を由香に向けた。
由香と視線が合う。
すこし潤んだ瞳をした由香。
目が離せなくなった。
「・・・」
「うん・・・いいよ」
由香が静かにそう言った。
そっと、そっと、顔を由香に近づける。
すると、由香は何も言わずに顔をこっちに向けて、ゆっくりとまぶたを閉じた。
由香の顔が間近にある。
こんなに近くで由香の顔を見たことは無かった。
よく見ると、ほんとうに可愛い顔つきをしている。
「・・・」
「・・・」
そっと、由香と口付けを交わす。
ピリッとした電気が流れたような気がした。
ゆっくりと顔を離すと、由香がどことなく嬉しそうな顔をしていた。
「・・・くすっ」
突然くすりと笑われて、何か失敗したかとおどおどしてしまう。
「な、なに・・・?」
「ん〜ん、なんでもないよ」
ニコニコとしながらそう言った由香は、自分から肩を預けてきた。
たったそれだけの事だけど、それが嬉しかった。
オレも由香の肩に腕を回す。
「ただ・・・」
「?」


「初恋って、実らないって言うけど、嘘だよね?」
由香は、にこっ、とした笑みを浮かべながらそう言った。


窓の外では、純白の粉雪がゆっくりと、綺麗に舞っていた。




〜End〜




初版完成
2005/01/06 02:52



―あとがき―
と言うわけで、適当に作ってみました。
思いつきで書いたので、面白くねぇ、という返答は勘弁してください。
ではでは、こんな感じで今年もがんばろうと思います。

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