「盛夏の銚子巡礼」 放浪記その3(予定) (2014年7月26日)

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アマガミの舞台へ

インターネット上を放浪していて、気が付きました。
「アマガミの舞台って銚子じゃん!」
すごく近い!・・・とまでは行きませんが、
利根川の堤防道路に立っている「海までXXkm」という看板を参考にするなら、片道40kmも無さそうな感じです。
往復で80kmぐらいということは、自転車で行けないこともありません。
ということで、自転車で行くことにしました。
予定では、行き2時間、巡礼2時間、帰り2時間です。

準備編

そもそも、銚子巡礼だ!
自転車で挑戦だ!
と、考えたのが3日ぐらい前のことであるので、
長距離走行向けの装備を準備出来ているわけではありませんでした。
リアキャリアは実家に置いてあるため、荷物はサドルバックに入る分のみ。
専用ウェアは無い。
持病の腰痛あり。
往復80kmは、7年前に草木ダムにチャレンジして以来、久しぶりということもあり
無謀なチャレンジです。
利根川沿いということで、道がほぼ平坦なのが幸いではありますが。

結局、装備は
・FRD-300(自転車)
・ヘルメット
・半袖半ズボンのジャージ(自転車ウェアじゃないよ)
荷物は、
・ボトルゲージ2個(500mlペットボトル+500mlボトル)
・クエン酸と食塩を混ぜた粉 水2L分
・プロテインバー 1個、塩飴 6個ぐらい
・地図 A4 4枚、アマガミ巡礼資料 A4 4枚
・携帯
・デジカメ IXY 200F
・GPSロガー PG-S1
となりました。

最低限の装備です。

いざ出発

AM 10:00 START
家を出発して、早々と堤防自転車道にのります。
乗ってしまえば、道はほぼ平坦と言ってもよく、非常に走りやすいです。
どこまでも行けそうな気にさせてくれます。
とはいっても、暑い。外気温は30度ぐらいだと思われます。


(堤防道路。別な日に撮った写真です)

銚子へは、南東方向へ向かうこともあり、今の時期は向かい風です。
スピードメーター読みで、23km/hぐらいの速度を維持します。



(海まで19.00kmの看板と、利根川河口堰)

ここで約半分ぐらいといったところでしょうか。
水分を適時補給しつつ、どんどん進みます。

で、残り海まで12kmぐらい、と言うところで、想定外の事態発生。
「なにっ?自転車道が終わりだと!?」
この先は、国道356号で、との事らしいです。

正直勘弁願いたい事態です。
この356号、車で通ったことがありますが、片側1車線で路側帯がほとんど無い区間があり、
しかも、東に向かう際に左側を走ると、草が邪魔で車道に思いっきりはみ出さねばなりません。
怖いと言ったらない。
歩道の自転車走行が危険だからと言って、無条件で、整備もされていない道路に自転車を追い出すのはどうかと、心底思います。
子どもの通学時間帯以外は通行可にしたり、そもそも歩行者数が少ないところは、もっと通行可にすべきです。

銚子散策(前編)

さて、なんとか危険地帯も通り過ぎ、街中を海沿い目指して走っていると、漁港が見えてきました。
もう、目的地はまもなくです。
市役所を抜け、走り続けると、右手に丘が見えてきました。
地図によると、ここに絢辻神社があるらしいです。
一本道を間違えてしまいましたが、なんとか目的地に到着。


(今回のルート全景。SG-P1大活躍です)

13:20
で、A地点に到着。
この時点で、力の半分を使い果たした気分です。
なんと言っても、暑いし。ちょうど真昼間です。


(川口神社:アマガミ用語では絢辻神社)



これは、初詣に行くシーンでありました。



境内までの道を登っていきます。
それにしても暑い。



綺麗に保たれてるな、と思いました。
氏子さんもいっぱいいるのでしょう。



きたこれ!
いやいや、そっくりですね。
「絢辻さんは裏表の無い素敵な人です!!」
のシーンがよみがえります。



これもそっくり。

この川口神社、境内に社務所(なんでしょうが、民家らしきもの)が建っていました。
あまり、ウロウロは出来ないなと、早々に退散します。

銚子漁港を右手にしばらく走ると、銚子ポートタワーがあります。
B地点ですね。



薫とのクリスマスデートに出てきました。
中には入らなかったので、遠景のみです。
格好が格好ですからね。

自転車に乗り、しばらく南下すると、犬吠埼灯台と、C地点のしおさい公園が見えてきます。



巡礼はともかく、
「ここまで来たか・・・」
と思わされる場所です。



薫シナリオで出てきましたね。

それはそうと、
水着姿のあんちゃんや姉ちゃんが結構いました。
私、完全に浮きそうだったので、あまり近づけませんでした。



しおさい公園を通り過ぎ、犬吠埼灯台の近くからの一枚。
車がいっぱい止まっとります。
さすが夏です。



まあ、ここまできたなら、犬吠埼灯台の写真は撮っておかないといけません。
白い灯台は見ごたえがあります。
ちなみにこの犬吠崎、中の巨大レンズもさることながら、
ディファレンシャルGPS(DGPS)局があります。巨大なアンテナは圧巻ですね。

写真を撮った後、次に行く場所の確認をしていると、
しおさい公園の七咲ポイントを通過してしまったことに気が付いたので、
いったん戻ります。



これが目的の七咲ポイント。
変身ベルト使ってましたね。
この施設は、シャワールームのように思えました。

銚子散策(後編)

再び自転車にまたがって、半島をぐるっと回ります。
D地点の近くには、千葉科学大学のキャンパスがありますが、
ちょうどオープンキャンパスだったようで、かなりの車が止まっていました。
D地点の銚子マリーナ海水浴場は、七咲ポイントの一つですが、
今回写真撮影は断念しました。
というのも、
「人多すぎ!めっさ多い!」
こんなところで、写真を撮ったら、完全に変質者と間違われてしまいます。
しかも、劇中の角度で撮るには、海水浴場の真っ只中を通過しなければならなそう。
残念ではありましたけど、ここの写真はパスしました。

次は、E地点に向かい移動します。
途中、銚子ドーバーラインを利用しますが、「自動車専用道か!?」と思ってしまうぐらい立派な道です。

で、七咲スポットであるE地点「清川町第1公園」に到着。

が、ここでも問題発生。
「ちびっ子がいっぱいいるよ!」
まあ、夏休み中ですし、当然と言えば当然です。
こんな中、カメラを持ってうろついたら、間違いなく防災無線行きです!!
それは避けねばなりません。
という訳で、写真も撮らず、撤退しました。

これで、今回の巡礼予定地は全て回りました。
あとは、帰宅するのみです。

帰路

帰路は、「行きはよいよい帰りは怖い」の典型です。
腕は痛い、脚は重い、尻も痛い、しかも暑い。
行きと倍ぐらいの頻度で休憩を取りつつ、ゆーっくり帰ります。
追い風にはとても助けられました。

家に戻ってきたのは、17時過ぎです。
家を出てから、約7時間。
走行距離は、101km
走行時間、約4時間56分でした。



まとめ

今回は、企画時より、アップダウンの激しく、道が狭いであろう銚子の中心部分を避け、
海岸沿いの巡礼ポイントのみを狙っていました。
結果的に、予定していた2箇所(D・E地点)を散策することが出来なかったのは、残念ですが、
時期が時期であり、しょうがないです。
銚子マリーナ海水浴場も、清川町第1公園も時期を見計らって再度訪れたいところです。

久しぶりの長距離ライドで思ったのは、
専用のウェア、サングラス、バック、日焼け止め、の必要性を強く感じました。
次回の訪問に向けて、準備をしておこうと思います。



END
2014/07/28


2014/08/03
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