輪環の魔道師
渡瀬草一郎 著



渡瀬さんの書く作品を読むのは、これが3作目。
読むに従い広くなる世界。
読みやすく、分かりやすい文章。
魅力的な登場人物。
笑いどころが多い作品ではないですが、落ち着いて読める作品です。
アニメ化してもいいんじゃないか?
と私的には思います。
アルカイン(表紙の猫)が私は好きです。

現在、1〜9巻までが出版されており、10巻で完結。
発売は、平成24年8月上旬とのことですので、発売が楽しみです。

(2012/07/10 記)







空ノ鐘の響く惑星で
渡瀬 草一郎 著



パラサイトムーンに次に読んだ渡瀬さんの作品です。
本編が12巻もあり、ここまでの続き物を読むのは生まれて初めてですが、
読み終わってみれば、あっという間。
むしろ、まだ話が続いてもいい気にさせてくれます。

文章は、非常に読みやすいと思います。それでいて話は深いので、どんどんページが進みます。
登場人物も、それぞれに深みがあるため、さらに引き込まれます。
私のお気に入りは、器用貧乏のライナスティ。
ヒロインのリセリナもいいキャラです。
アニメ化してくれなかなぁ、といつも思いますね。(但し、2クールできれば4クールぐらいで作ってほしいですが)

(2012/07/13 記)







“不思議”取り扱います 付喪堂骨董店
御堂彰彦 著

全7巻の作品です。
この世界では、「アンティーク」と呼ばれる、不可思議な力を持つ道具があり、主人公とヒロインはそれらを扱う店でアルバイトをしています。
とはいえ、それらをみだりに売買するわけにもいかないので、店にはオーナーが買ってきた「模倣品」が並んでいます。
故に、人足はほぼなし。
主人公とヒロインは、互いの境遇から、「アンティーク」を使って行われた事件に巻き込まれていきます。


ヒロインの舞が非常に可愛いと思います。




ポストガール
増子二郎著

少女の姿をしたアンドロイド(自律機械)が、郵便網が失われた地域へ手紙を配達して回る、
という話です。
非常に静か、というか安らかな気持ちで読める本です。




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